シナリオクエスト

(何か夢を見た気がするのに、あまり覚えていない。だが「魔女」という言葉だけが脳に残っている。この手がかりで話ができる人なら…メディア様くらい…)

魔女を見つける方法があるかもしれません。はっきりは覚えていませんが、羽が一つ付いていました。白くて聖なる羽はいつも私に向かっていました。

疲れているようですね。あなたの宿はいつだって空いていますので、十分休憩を取ってから出発してください。

うっすら感じていたけど、魔女のことよね。ネレイス関門を知ってる？プレイオスの西部と東部を繋ぐ主要場所、大きな場所だから関門と呼んでるの。

私はリコッタと言います。リコって呼んでください。冒険者さんは私達の仕事を知ってるから話しますね。最近変な人形達がネレイス関門に出没していて私がそれを片づけています。

僕は魔法使いノトスと言います。ネレイス関門センターの管理職に努めている責任者です。ここを訪ねる方々にはセンター長と呼ばれています。あ、ネレイス関門についてご説明します。ここはプレイオスの東部と西部を繋ぐターミナルです。魔力で動くゲートを通してプレイオスのあちこちに移動することができます。

見覚えがありますが、以前ガマガエル島に来ていませんか？あの時は縁がなかったようですね。プレイオスの東部から西部に向かっていましたが、ゲートに乗ってるとここに着きました。

とても些細なことに気が付きました。身長もお互い違っていて、頭や体のような身体の一部の大きさも全部違います。そして痛みを感じます…信じてもらえないかもしれませんが…
精霊…？害を与えないってどういうことですか？

女神様に愛される方ですね。私は人形のために存在する精霊、ヘイデンです。あ、この子はマリーと言います。マリー挨拶して。

(ヘイデンと紹介した精霊が人形の手を振りながら挨拶をする。)

ここはアイエ島です。プレイオス大陸が空に浮かぶ前から島でした。波が高くて船に乗っても近づきにくい場所でした。島の主様が特別な火を選んで人々が来れるように波を静まらせたことがあります。幸いのことに竜巻の中から生き残りました。

ありがとうございます。私の身体を縛っていた糸を切っていただいて。この糸のせいで私は何もできませんでした。エコーのように嘘を吐く精霊にはなりたくなかったのに…想像してる通りです。そして誰かを待っています。それは…うああああ！

おかげさまで私は人形の糸から完璧に逃れることができました。…私は島の精霊…アグラウコス様と共にイエに属している全ての世話を見ている島の精霊です。おそらく魔女の力が影響を与えていたようです。

キルケが来ていたのですね。普通裏面はある空間が現れた形ですが、今キルケがいた空間はネレイスに来た時と同じような形でした。…キルケの意思で作り出したもの…