シナリオクエスト

ドアを開ける

(まるで時が止まったかのように感じられる場所だ。そこに不思議な青年2人が立っている。)
???
お待ちください。
???
ちょっと待った!ここには入れられないよ。
【プレイヤー】
あなたがたは?
レコード
私はレコード、こちらは弟のクエリです。
クエリ
俺たちはユグドラシルの管理者だ。まあ…今は臨時休業中だけどな。
【プレイヤー】
彼らがサラスヴァティが言ってた…私は【プレイヤー】です。
クエリ
あの子が言ってた人だな。ようこそユグドラシルへ。
レコード
クエリ…もう少し礼儀正しくしてください。
クエリ
これくらいいいじゃないか。さて、それで何の用なんだ?
【プレイヤー】
イリス…イリスという人を知りませんか?
レコード
もちろん知っています。
クエリ
なるほど…イリスが呼んだっていう冒険者がお前か。
【プレイヤー】
イリスが…呼んだ?
クエリ
へぇ…お前が…面白いな。
レコード
何を面白がっているんですか、クエリ。
今はそんな場合ではないでしょう。
【プレイヤー】
確かサラスヴァティは、ここで私の望む答えが得られると言っていたけど…。
クエリ
それは間違っちゃいない。
レコード
あなたの望む答えかはわかりませんが、お手伝いすることはできるでしょう。
【プレイヤー】
では、ユグドラシルの入口の場所を教えてください。
そして、私がそこを通過する許可を…
レコード
…………
クエリ
ここがその入口だよ。
【プレイヤー】
え?ここが?
クエリ
そう…ここが入口。
(クエリが手を高く上げる。)
【プレイヤー】
ここが…
レコード
ヘル様があなたへの感謝の印として、我々に協力するよう指示されたのです。
レコード
大きな問題はありませんが、すでに侵食された次元を戻すには少し時間が必要です。
クエリ
簡単じゃねぇってこった。
【プレイヤー】
それは仕方がありませんね。
レコード
ご理解いただき、ありがとうございます。
ですが、お約束しましょう。
クエリ
この場は俺たち兄弟の名誉にかけて対応してやる。
だから安心して待っててくれ。
【プレイヤー】
はい、ありがとうございます。
クエリ
礼なんていらねぇよ。
レコード
ん?これは…
【プレイヤー】
??
レコード
急に次元が安定し始めました。これは…
クエリ
どういうことだ?
クエリ
これもお前の力か?
レコード
【プレイヤー】さん。あの向こうの空間が今までと同じとは限りません。
レコード
もう一度お聞きします。それでも行かれますか?
【プレイヤー】
はい!
レコード
…………
レコード
わかりました。
クエリ
さあ、ゲートは開いた。お前の望む答えを見つけてこい。
クエリ
きっとあのゲートの先で答えを持ったやつに会うことができるだろう。
【プレイヤー】
ありがとうございます。それでは行ってきます。
レコード
幸運を祈ります。
クエリ
死ぬなよ!