コア
あんた…普通の人間じゃないね。
私がここまで苦戦するなんて…。
コア
海龍王の巫女…他人の力を借りてまで来るとはね。
コア
もう少しで海龍王を倒すことができたというのに…
【プレイヤー】
何の目的でこんなことをするのですか?
コア
…あんたは何者?
関係ないやつが首をつっこ…あんたはまさか…
カティア・スー
炎の巫女…海龍王様を倒してどうするつもりだったんだ?
コア
どうするつもりですって?
あの海の魔神を退ければ、私の子供たちの安全が保障されるわ。
コア
あんたが海龍王を暴走させ、クトガをすべて消滅させようとしていることを知らないとでも?
カティア・スー
ちょ…ちょっと待て!
誰が海龍王様を暴走させただって?
カティア・スー
海龍王の巫女が本当にそんなことをすると思うのか?
火の巫女コア…お前は誰からそんな話を聞いたんだ?
コア
数年前から始まった海龍王の不安定な状態があんたの仕業ではないっていうの?
カティア・スー
海龍王とすべての神の名をかけて誓おう。
カティア・スー
お前はきっとジョアンからその話を聞いたのではないか?
カティア・スー
お前もアガシュラ…きっと互いを信頼していなかったのだろう。
コア
そんな馬鹿な…この私を…もしかしてジョアンは…
カティア・スー
コア…お前は利用されたのだ。
すべての犯人はあの女なのだから。
カティア・スー
望みなどない。
ただ余計な争いを避けたいだけ…それは火の巫女であるお前もわかるはずだ。
カティア・スー
海龍王様が、これまでむやみに命を扱ったことがあるか、もう一度考えてみるんだな。
コア
だが、少しでも私の子供たちに危害を加えようとしたら、ただではおかぬぞ。
ここをはじめ…ジエンディア全土を私の炎で焼き尽くしてくれる!
(コアが背を向けると、周囲に炎が燃え上がる。炎はコアを飲み込み影も形もなく消えた。)
【プレイヤー】
ジョアン・ファームという人がアガシュラだということですか?
そして彼女が火の巫女コアを扇動して…?
カティア・スー
正確なことはわからん…だが、何かを企んでいるということは間違いないようだな。
カティア・スー
幸いなことは、火の巫女コアがアガシュラとしての本来の姿を見せなかったことだろう。
カティア・スー
もし自分を慕うククリ族が被害を受けることになれば、先ほどのような戦いではすまなかったはずだ。
カティア・スー
同族を欺き、海龍王様を無力化させようとしたということは…
カティア・スー
正確にはわからんが、お前がイリスを探すことができれば何か答えが得られるかもしれんな。
カティア・スー
外に出よう。バンも待っているはずだ。