シナリオクエスト

王宮へ

レビ
…………
【プレイヤー】
ふぅ…王宮に到着しましたので、私はここで失礼します。
レビ
どこへ行くのですか?
【プレイヤー】
ベスかアトランティスに行ってみようかと思っています。
レビ
…少し待ってもらえますか?
【プレイヤー】
レビ
陛下への謁見が完了するまで、少し待ってほしいのです。
【プレイヤー】
そのくらいならかまいませんよ。
レビ
ありがとうございます。
(レビが王宮に入って間もなく、宮殿内から騒がしい声が聞こえてくる。)
【プレイヤー】
何かあったのかな?
レビ
お待たせして申し訳ありません。
陛下があなたを連れて来いと仰せです。
レビ
あなたを歓迎せよとの指示が出て…このようにたくさんの人が集まってしまったのです。
(レビの後ろには、王宮の人々がたくさん並んで待っている。)
【プレイヤー】
…………
【プレイヤー】
案内をお願いします、レビさん。
レビ
では、ついて来てください。

(レビと共に入った宮内では、威厳のあるひとりの男が慈悲深い目で鎮座している。)
【プレイヤー】
あの人が王様…?
レビ
陛下、こちらが冒険者【プレイヤー】です。
???
君か…レビの恩人というのは。
さあ、もっとよく顔を見せておくれ。
ラジャータ
まずはエリアス王宮へよく来てくれた。
私が国王のラジャータ、そしてこっちが娘のシルヴァだ。
シルヴァ
こんにちは、冒険者様。
レビを助けてくださったことを感謝いたします。
【プレイヤー】
いえ、私ではなく黒月姫がされたことです。
シルヴァ
黒月姫からも手紙をいただいています。
とても優秀な冒険者様だと褒めておられましたよ。
【プレイヤー】
(あの黒月姫が私を褒めていたって?逆にそっちの方が怖いな…)
シルヴァ
レビを助けてくださり、本当にありがとうございます。
ラジャータ
私からも礼を言わせてもらうよ。
礼のついで…というわけではないが、君の力を見込んで頼みたいことがあるのだ。
ラジャータ
イリスを探してほしい。
【プレイヤー】
(イリス…)
ラジャータ
君もイリスを捜していると聞いた。
ラジャータ
君ほどの力があれば、きっと見つけられるだろう。
ラジャータ
イリスは王国の恩人だ。エリアス王宮としてもぜひ君に頼みたい。
だが、彼女を見つけることは簡単ではないだろう。
ラジャータ
それでも君はイリスを探すというのか?
【プレイヤー】
はい、そのつもりです。
ラジャータ
ならばアトランティスに行くといい。
もしかすると、そこでイリスの行方がわかるかも知れない。
【プレイヤー】
アトランティス…
ラジャータ
だが、海底都市アトランティスの門は固く閉ざされている。
彼らは我々との交流を断絶しているのだ。
【プレイヤー】
では、どうすれば良いのでしょうか?
ラジャータ
アトランティスの市長であるアナスタシアと懇意の女がいる。
海龍王の巫女あれるカティア・スーだ。
ラジャータ
まずは彼女に助けを求めるといいだろう。
【プレイヤー】
海龍王の巫女…
シルヴァ
巫女の行方は、ソンソ大使がご存知だと思います。
大使は今、ベスにいらっしゃると聞いています。
ラジャータ
早速そこに向かって欲しい。
【プレイヤー】
はい、わかりました。
ラジャータ
君の旅の無事を祈っている。
レビ
本来は私がやるべきことですが…
【プレイヤー】
いいえ、レビさん。私はイリスを探しにここに来たのですから。
【プレイヤー】
必ずイリスとここに戻って来ます。
レビ
はい、あなたを信じて待っています。
【プレイヤー】
(ベスに行かなければならないようだ。ソンソ大師という人を探そう。)