シナリオクエスト

消えた楽士

(近代的な雰囲気を漂わせるエリアスとは全く違う雰囲気を持つ古都が目の前に広がった。)
【プレイヤー】
(イグトの話では、大帝国の中心都市た都市だったようだ。)
【プレイヤー】
…………
【プレイヤー】
(なぜだか、雰囲気があまりよくないように見える。街を歩く人々の表情も妙に不安そうだ…。)
【プレイヤー】
(誰かに状況を聞いてみるか?)
(そう思った時、【プレイヤー】の前をちょっと素行が悪そうな青年がひとり通り過ぎた。)
???
あ~、今日もいい天気だ。そうだろ?って俺…なに独り言言ってんだろ。
さて、と。木陰で昼寝するのにちょうどいいな。
???
…………
???
ちっ…相づちを打ってくれるやつもいねぇ…みんな苦虫噛み潰したような表情しやがって…気に入らねぇ。
???
シャオ姉さんがいたら、笑って話してくれたってのに・・・。
???
…………
???
ったく、みんなどうしちまったってんだよ!
???
シャオ姉さんがいれば、ここの雰囲気も少しは良くなったかな?
それにしても、姉さんはいったいどこに行っちまったんだ?
【プレイヤー】
シャオ?
【プレイヤー】
(ジョエとムーウェンが話していた人のことか?)
???
な…なんだよいきなり!
姉さんを知ってるのか?…その表情を見ると何か知っているようだな。
リューシン
俺はリューシン。お前は何者だ?
【プレイヤー】
えっと…
【プレイヤー】
(リューシンに、知り合いがシャオに安否を伝えてくれと言っていたことを簡単に話す。その時、初めて彼の顔から緊張の糸が解けた。)
リューシン
姉さんがよく話してたやつらだな。信じてやるよ。
【プレイヤー】
ところでそのシャオさんは…?
リューシン
よく出かけるんだけど、今回はいつもより期間が長いようだな。
俺もいつ帰ってくるのかはわからねぇ。
リューシン
んじゃ、一緒に探してみっか。
俺も気になって探してたが、まだあそこは行ってねぇからな。
【プレイヤー】
あそこ?
リューシン
赤いさとうきび畑と風車が止まっている場所がある。
そこには時々あるジジイが現れるんだが、そこで姉さんが会話をしているのを見たというやつがいるんだ。
【プレイヤー】
じゃあ、私が行ってみましょう。
リューシン
ああ、頼んだ。