ジョエ
わぁ~!いい天気だね~。景色もきれいだし。
豊饒な大地に建てられたプルトン神殿はとても良い所だね~。
ジョエ
あれ?なんかこっちに向かってきているような…
【プレイヤー】
向こうからモンスターが向かってきているようですね。
【プレイヤー】
ここで止めないと、村に被害が出るかもしれません。
ジョエ
よし、【プレイヤー】。私のことは気にしなくていいからね。
いざとなったらいつでも逃げる準備は…って、後ろから誰かが追いかけてるみたいに見えない?
【プレイヤー】
これはどうしたらいいのだろうか…。
(モンスターの後を追っていた冒険家協会所属の教官帽をかぶった2人が、ジョエを見つけて立ち止まる。)
アネス
ジョエですって?あら?【プレイヤー】もジョエと一緒だったのね。
イグト
ジョエ、久しぶりだね。こんな所で見るとは…いったいどうしたんだい?
アネス
ジョエに会えるなんて、今日は運がいいわね。
あら?ムーウェンの姿が見えないようだけど…。
ジョエ
【プレイヤー】、聞いた?これが普通の人が私を見た時の反応だよ。
ジョエ
なんでこんなところを走ってるの~?
あ、そうだ実はムーウェンが…
イグト
久しぶりに会えたのは嬉しいんだが、今はちょっと手が離せなくてね。
アネス
ごめんなさい。今、私たちはやらなきゃいけないことがあるの。
また後で会いましょ。
アネス
あ!早くいかないと!急いで追いかけましょう、先輩。
イグト
ハハハ、やっぱりアネスはせっかちだな。
よし、行こう!
(イグトとアネスが再び走り出し、その後をエリアス王国兵士と見られる人々がついて行く。)
ジョエ
きっと大変なことが起こったんだよ~。
エリアス王国の兵士たちがあんなにたくさん一緒にいたわけだし…。
(ジョエが自分を見つめるある青年を見て喜んだ。学者のような印象の青年が息を切らして兵士たちが走っていった道を眺めている。)
(明らかに疲労困憊の姿を見ると、先の一行について行くのはあきらめたようだ。)
ジョエ
ラフィ!ラフィさんじゃないですか、元気でしたか?
ここにはどうして?
ラフィ
ジョエさん、お久しぶりですね。 ふう…実は大変な問題が起きました。
ラフィ
保管していた「セレスティア」が盗まれました…これは私のミスです。
【プレイヤー】
ジョエ、ラフィさんから詳しい話を聞いてみましょう。
ラフィ
モンスターたちがセレスティアの持つ力に引き寄せられ、突然襲ってきたのです。
ジョエ
…さっきのモンスターたちだね。でもあいつらにはセレスティアは使えないはずだけど…。
ジョエ
あなたも気になるみたいだね~。
セレスティアはデル族が作った武器で、闇を払う能力があるんだ。
ジョエ
あんなモンスターが勝手に使われたら大変なことになる!
デル族のイリスですら、最初に使った時は大変だったんだから…。
【プレイヤー】
はい、わかりました。私もお手伝いします。
ジョエ
【プレイヤー】…もしかしたら、あなたが巻物を見た影響かも…
ジョエ
ムーウェン…どこにいるかわからないけど、もう少しだけ待っててね。
先にこれを片付けるから。
ジョエ
そうだ、【プレイヤー】。ゴブリンたちは弓を操ることができるはずだから、ゴブリンたちが持っているかも。
ジョエ
それにアネスがまだ神殿にいるはずだから、見つけたら話を聞いてみよう。
【プレイヤー】
(他にも気になることがあるが…まずはゴブリンからセレスティアを取り返そう。)