エリ
とりあえずここで休もう。少しだけだけど、ここなら一息つくくらいできるから。
(エリが、追いかけてくる他の世界の存在を倒して周りを確認する。)
【プレイヤー】
エリ、ここはヴィーグリーズですよね？
エリ
私から何か聞きたいなら先に君の話をして。私はまだ君から答えを聞いてないから。
【プレイヤー】
(エリにヴィーグリーズに来た理由を簡単に話す。)
エリ
ここはヴィーグリーズ。ルミナスシティーと呼ばれる場所の裏面。
エリ
ルミナスシティーは、苦しくて痛くて悲しい感情がないことを願う一人の念願で作られた。
エリ
遥か昔、ユグドラシルという名前で呼ばれていた。イリスが神になる前に眠った時に夢で見ていた場所だよ。
【プレイヤー】
ま、待ってください。木しかなかったユグドラシルがこんな感じになったんですか？
エリ
理解しにくいかもしれない。オーディンとニイは、ずいぶん遠い過去で君に出会った。だけど、君にはそれがたったの数年前の出来事…
エリ
オーディンはニイと共に、ユグドラシルの上にイリスが夢見る感情で溢れる村を作った。
エリ
最初は誰もいない村だったけど、他の世界から人々が移住し、子供が生まれ、活気あふれる街となった。
エリ
あの時とは違う世界から来た存在の数が増えてしまった。
エリ
だけど、どこから現れたんだろう？扉は見つかってないのに…
エリ
とにかくもう一度片づけないといけないみたいだね。