シナリオクエスト

感情の色(19)

リーフ
【プレイヤー】、どうしましたか?
リーフ
あ、もしかして…
【プレイヤー】
老後の計画を立ててリーフ所長に相談するとかではありません…
リーフ
いや、まさか。私がそんなことを言うと思いましたか?
リーフ
ミールに頼まされたモノは持ってきたのか聞くところでしたよ?
【プレイヤー】
【プレイヤー】
あ、ごめんなさい…はい、持ってきました。
リーフ
大丈夫ですよね、ふふ。それに似てることを言おうとしていました。
リーフ
リーヴスラシルの住民ならプレイオス大陸の全域で羨むあらゆる特典がありますのでしっかり悩んでみてくださいね。
リーフ
毎日訪れるチャンスではありませんよ!ふふ。
【プレイヤー】
はい…
リーフ
それよりこれ…
リーフ
砂時計ですね?緑色に光る砂時計だなんて…聖堂にこんなものがあったっけ?
リーフ
リーフ
あ…これ…
(リーフがじっと砂時計を見詰める。)
リーフ
あまりにも古くて思い出せないと思っていましたが…あの人が守ろうとした感情が思い浮かびますね…
リーフ
これは元々どこにあったものですか?
【プレイヤー】
話してもいいかな…
リーフ
大丈夫ですよね、私は口は堅いので。
【プレイヤー】
【プレイヤー】
精霊が持ってってと言ったくらいですから、所長も普通の人ではないと思いますので…
リーフ
そういう【プレイヤー】も普通の人ではないですよね。
【プレイヤー】
ふぅ、ではお話します。精霊の世界から私に付いて来た感情の一部が砂時計に変わってあちこちに散らばってしまいました。
【プレイヤー】
それでそれを見つけて、精霊に会わなければいけないんです。あれ、それをリーフ所長に渡したってことは…
リーフ
リーフ
この村には噂があります。
エルフ村の守護精霊が長く生きているせいで、普通のエフルのように生きているという…
【プレイヤー】
伝説みたいな話を普通に話していますが、本人の話ですか?
リーフ
ふふ。さあ?
(リーフが気まずそうに笑いながら砂時計を持ち上げる。そうすると、中にあった緑色の砂が光りながら外に流れて来る。)
リーフ
女神様よ、このエルフを導いてください…
二度と過ちを繰り返さないように頑張りますので…もうお戻り…
(リーフの話と共に輝いていた緑色の砂はそのまま空に浮かび村を1周回ってどこかに消えてしまう。)
リーフ
さっ、できました。
【プレイヤー】
どうやってやりました?
リーフ
私はリーヴスラシルの村長ですから。祝福を受けて精霊とコミュニケーションが取れるだけですよ。
リーフ
空きの砂時計は私が、いや、星の歌に置いて保管しておきます。ミールに聞いたら大丈夫とのことでしたので。
【プレイヤー】
そうですか?星の歌の中なら安心です。神のメッセージを伝える精霊も大丈夫でしたら。
リーフ
【プレイヤー】、私は村の仕事がありますので戻りますね。
【プレイヤー】
わかりました、所長。
リーフ
【プレイヤー】に事業の話をもう少ししたかったのですが、忙しくて…ごめんなさいね。
【プレイヤー】
事業の話はまた今度お願いします。あれ、事業?どういう…
【プレイヤー】
【プレイヤー】
帰ってしまった。ふぅ…
【プレイヤー】
砂時計も全部集めたし、プネウマのアルケーに知らせないと…

アルケー
【プレイヤー】さんのおかげで砂時計に入っていた感情が再び戻りました。精霊達も活気溢れています。
【プレイヤー】
よかったです。
アルケー
お疲れさまでした。機嫌はどうですか?
【プレイヤー】
大丈夫になりました。プネウマに来るとたしかに不安が減りました。
アルケー
それでも少し休んだ方がいいと思います。
【プレイヤー】
ですよね?次また何が起きるかわかりませんから…
アルケー
またアエルラをお貸ししましょうか?
【プレイヤー】
…アエルラはもふもふしていてよかったです。
【プレイヤー】
(アルケーが【プレイヤー】の寂しそうな顔色を伺って頷く。そして、プネウマの空に浮かんでいたアエルラが【プレイヤー】に近づく。)
アルケー
アエルラも来てくれましたのでゆっくりお休みください。
【プレイヤー】
私がここで眠ってしまうとアルケーが不便じゃないですか…?
アルケー
ふふ、そういうのは心配しないでください。私はその間プネウマを周りながら精霊達の状態を確認する予定なんです。
【プレイヤー】
ありがとうございます、アルケー。
アルケー
ぐっすり眠ってもいいですよ。時間になればカイロスとクロノスが起こしてくれますので。
【プレイヤー】
はい…
【プレイヤー】
【プレイヤー】
(ではとりあえず心配事は置いておいて少し寝ようかな…)
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(そうやって深い眠りに入る。少しでもスッキリして起きる1日を待ちながら…)