(シエナが【プレイヤー】の姿を見た瞬間、嬉しい顔で走って来る。)
シエナ
元気でしたか?噂では聞いていますが、冒険者さんからも聞きたいです。
【プレイヤー】
(シエナに会えてない間に起きたことを簡単に話す。)
シエナ
本当にいろんなことがあったのですね。
それをすべて解決してきたなんて、さすが冒険者さん。すごいです。
シエナ
また会いたいと思っていたので、こうやって会えることができて本当に嬉しいです。
姉とはよく会っていたみたいですが…
【プレイヤー】
なんだかデイナさんにはたくさんお世話になりました。
シエナ
ゼフィロス理事長に頼まれて、私が代わりにメッセージを送りました。
シエナ
ここに来てくださったということは私のメッセージがしっかり届いたということですよね?
まで風の魔法を使ったのは初めてで少し不安だったのです。
【プレイヤー】
そうだったんですね。クロリスさんとゼフィロスさんはどこにいますか?
シエナ
お二人は学園長室にいらっしゃいます。話が長引いているようですね。
【プレイヤー】
大丈夫ですよ、シエナ。すぐ近くですし。
それより、なんだか騒がしいですね。
(学園長室の中で激しい会話が行われているのか扉が動いている。シエナが困った顔でため息を吐く。)
シエナ
もう、お姉ちゃんたちってば…
その、姉たちが来ているんですよ。
シエナ
なんだか会話を始めるとあんな感じになってしまうんです。
【プレイヤー】
まあ、姉妹はそういうもんですよね。
シエナ
冒険者さんも来たんだからいい加減やめたらいいのに…
(シエナが覚悟を決めたように学園長室の扉を少し開けて自分なりの方法を試す。)
シエナ
お姉ちゃんたち、そこまでにしないと大叔母様に言いつけますよ!
シエナ
はい、とても素敵な方ですよ。あ、もう入っても大丈夫です。
【プレイヤー】
ありがとうございます、シエナ。一緒に入りませんか?
シエナ
いいえ、大丈夫です。私はここで待っていると伝えてください。
今はあまり顔を合わせたくないんです。
【プレイヤー】
わかりました、シエナ。では、また。
【プレイヤー】
(あの方法は通じたのかな?ふむ…)
【プレイヤー】
【プレイヤー】です。入ってもいいですか?