(消えた星の歌に入ると、ジェリルの他に見慣れた顔が不満そうに見つめてくる。)
カズノ
そんなことはしたこともないし、したくもない。その時間すらない…この話が君が求めている答えになるかもしれないな。
カズノ
君なら薄っすら感じてるだろう。姿こそ見せてはいないが、今まで君とイリスの道を邪魔している古代神。
カズノ
永遠の空間で目を覚ましてイリスを見つめている…
カズノ
あの存在は我々のような罪人に自分の名を呼ばれることを望んでいないようだな。
(カズノとジェリルが静かに空を見上げると、先ほどまでは見えていなかった闇が集まり始める。)
カズノ
黒い月の力が我々の口を止めようとしている。詳しいことは君が行く先で話そう。
ジェリル
あ、【プレイヤー】。僕達の代わりにやってもらいたいことがあるんだけどいいかな?
カズノ
この闇が深くなれば深くなるほど消えた星の歌は存在できなくなるんだ。そうなるとリーヴスラシルもすべて…
ジェリル
魔女と関係した者がいた場所にあるモノを探して破壊してくれ。そうすればこの闇を追い払うことができる。
ジェリル
ここと聖堂だったかな。それより面白いね。魔族と魔女の組み合わせだなんて…
カズノ
【プレイヤー】、君の力を借りたくはないが、仕方ない。どうか生き残ってくれ。
ジェリル
ふっ。カズノはああいうところが魅力だよね。【プレイヤー】、ではまた会える日までさようなら。
【プレイヤー】
ま、まって。まだ話は終わってない!
【プレイヤー】
魔女のことだけでも精一杯なのに、どうしてイリスを邪魔する神までいるの…
【プレイヤー】
はあ、こうしてる時間もないか。急いで探しに行こう。