シナリオクエスト

リーヴスラシルの過去

(観光客が戻って一息ついていたリーフが近づく二人を見て驚く。)
リーフ
お二人、大丈夫ですか?姿が見えなくて心配しました。
【プレイヤー】
私達は大丈夫です。他の観光客は大丈夫ですか?
リーフ
はい、皆無事です。
クロリス
リーフ所長に聞きたいことがあります。所長はもう知っていますよね?
リーフ
さあ、何のことなのか…
クロリス
【プレイヤー】さんと私が森に向かった時、何かが起きたのを…そして他のことが起きることも。
【プレイヤー】
そして、ドークアルフの司祭達がいきなり村に来たのもおかしいです。
クロリス
話してください。なかなか動かない司祭達が現れた理由を。
クロリス
司祭達は業務協定と話していますが、きっと別に指示を受けているはずです。だから話してください。
【プレイヤー】
魔女と一緒にいるあの男について。
リーフ
静かに片づけたかったのに…
クロリス
リーヴスラシルの住民達からゼフィロスの記憶はすべて消えていましたが、
リーフ所長だけは彼の名前と何をしようとしていたのかすべて覚えていました。
クロリス
記憶を扱う魔女はおそらく所長の力をすべて把握していないのでしょう。
もう話してください。ゼフィロスがどうなったのか…
リーフ
私も気づくのか遅かったんです
。森と村で起きることを私が知らないはずがないのに、その私が気づかないほど強い力でした。
リーフ
この村に復讐をするために、だから私が止めようと…
クロリス
止められなかったじゃありませんか。
リーフ
クロリス
助けます。私は彼を探さなければいけませんし、リーフ所長は村を救わないといけないですよね。
【プレイヤー】
話してください、リーフ所長。彼は今魔女と一緒にいます。
リーフ
魔女…
(魔女という言葉にリーフが唇を噛む。)
リーフ
そうですね。何から話せばいいのか…

リーフ
勇者の力…
【プレイヤー】
勇者はかなり昔にこの世を去ったんですよね?
クロリス
リーヴスラシルに勇者の力が残されているのですね。
リーフ
彼の力は黄昏の聖堂と消えた星の歌に分かれています。
【プレイヤー】
消えた星の歌?
リーフ
…魔族に彼の残されている力を持っていかれないように、埋めておいた場所です。
リーフ
見た目は伝説の勇者をたたえるために建てられた大きな星形のオブジェですが、
特別な方法でその中に入ることができます。
【プレイヤー】
あ…準備が終わったと言っていた時、星の歌が始まるまで時間があると言っていました。
リーフ
私の記憶から星の歌に入る方法を取り出すなんて…
リーフ
もうすぐ星の歌が開かれる時間です。急がないと…彼の力を守らなければなりません。
(パニックになりながら行こうとするリーフをクロリスが制止する。)
クロリス
リーフ所長、だめです。
【プレイヤー】
リーフ所長は村人達と一緒にいてください。私とクロリスさんが向かいます。
クロリス
リーフ所長、【プレイヤー】さんの言う通りにしてください。このままじゃなにもできません。
リーフ
(リーフが何かを決めたように頷く。そしてクロリスと【プレイヤー】の手を握る。)
リーフ
マーリンが星の歌の中に入りました…ですが、勇者の力がある場所を見つけるのは簡単ではありません。
リーフ
これでお二人も入ることができます。マーリンより早く着くようにしておきましたので…
リーフ
何も聞かずに、マーリンを止めてください。
その間マーリンと魔女はリーヴスラシルには何もできないと思いますので…
【プレイヤー】
はい…
リーフ
ごめんなさい、村のことを任せてしまって…
クロリス
いいえ、すぐ戻ります。
【プレイヤー】
クロリスさん、消えた星の歌は地図にありますよね?
クロリス
この道ならすぐです。
【プレイヤー】
はい、では行きましょう。
【プレイヤー】
(夢魔の力を持つマーリンを相手するならしっかり準備しないとな…)