【プレイヤー】
アルケーの言う通り、強い力を発している物を見つけました。
【プレイヤー】
ですが、ナーシャと一緒に行った時とは何か違う感じがしました。
アルケー
それは違う時空間だからかもしれませんね。
(アルケーの手に黒い三日月のペンダントと光の根源、そしてエンテレケの破片が全て集まる。光の根源とエンテレケの破片が明るい光に変わり、黒い三日月のペンダントを包み込み始める。)
アルケー
精霊が持つ純粋な力を感じます…エル・ラルサを始めオルカリウムにとどまっていた力のオーラが…
(光が徐々に大きくなって、割れた黒い三日月のペンダントに入り込む。すると、ペンダントが揺れ始め、少しずつ砕けていき、そして粉となった。)
アルケー
いえ、まだ終わっていません。この粉はここにあってはいけないものです。
(アルケーが空に腕を伸ばすと、輝く砂のように変わった粉が風に乗ってどこかへと流れてゆく。)
アルケー
これで冒険者さんは元の時間に戻ることがでるでしょう。
【プレイヤー】
ですが、どうやって戻ればよいのですか?
アルケー
目を閉じると精霊達が元の時間に冒険者さんを導いてくれるでしょう。
【プレイヤー】
ありがとうございます、アルケー…あの…空から落とされたりしないですよね?
アルケー
冒険者さんはこれから元の時空間に戻るでしょう。黒い三日月の影響を受けた記憶は消えてしまいます。
アルケー
冒険者さんが会った方々の記憶も消えるのが通常ですが、ベレト様やシャイニック様のような方は…
アルケー
元の記憶と向き合う瞬間、少し目眩がするかもしれません…私の時もそうでしたので。
(暖かい綿?雲?アエルラ?ふわふわしててこのまま眠ってしまいそうだ…)