アルケー
考え事をしていて気づきませんでした。こんにちは、冒険者さん。
アルケー
他の空間の影響を受けて来たのですね。プネウマの精霊達に影響はないはずですが、念のため…
(アルケーが以前も使っていたマタタビの香水を振りまく。)
【プレイヤー】
ありがとうございます、アルケー。今回私が来たのは…
アルケー
【プレイヤー】様の身に何かが起こったようですね。大丈夫ですよ、私に何か手伝えることはありますか?
【プレイヤー】
少し長くなりますが、状況をお話ししますね。
【プレイヤー】
(アルケーにオルカリウムであったことからプネウマに来るまでの過程を全て話す。)
アルケー
エル・ラルサ…という精霊が亡くなったのですね。私はお会いしたことありませんが…
アルケー
プネウマにいた精霊達が同じ場所をじっと見ていたことがありました。その時、小さな光がプネウマを通り過ぎたのです。
アルケー
恐らくそれがエル・ラルサの光だったのかもしれません。
アルケー
イリス様が【プレイヤー】さんを助けたのは、後悔のない選択をするためだったのだと思います。ですから、あまり心配される必要はないでしょう。
【プレイヤー】
プネウマの精霊達は大丈夫なのですか?
アルケー
大丈夫だと思います。私は精霊ではないので、精霊の考えや感情を理解することはできませんが、彼らの寂しそうな思いは理解できました。
アルケー
さて、この話はここまでにして、あなたはカイロスのところに行ってみてください。
アルケー
恐らくイリス様と繋がっている冒険者さんの時間、その時間に誰かが介入したことについて、カイロスが何かを感じとったみたいなのです。
【プレイヤー】
アルケーも何か知っているのですか?
アルケー
いえ、私は何も知りません。私が知る神はガイア様とイリス様が全てです。
アルケー
カイロスやクロノスは私より長く生きているので知っていることも多いはずですが、精霊である以上、その摂理から離れることはできません。
アルケー
冒険者さんがオルカリウムで会ったイリス様とエル・ラルサのような関係です。
【プレイヤー】
(話を聞けば聞くほど複雑だ。あの老人がこの世界にまた誰かを送ったのかな?)
【プレイヤー】
…カイロスのところに行ってみます。