(鏡の中は色んな色が宿っている硝子やビー玉、そしてあらゆる鏡で溢れている。その真ん中にまるで待っていたかのように人形の帽子を被ったスキュレーが立っている。)
スキュレー
…強い存在が来ているようだったから備えていたら…あんただったのね、女神の冒険者。
【プレイヤー】
こんにちは、スキュレー様。あの日以来ですね。
スキュレー
あんたとは色んな話をしたかったのよ。こうやって来てくれてありがとうね。
スキュレー
見ての通りキルケの呪いは解かなかったけど…大丈夫よ。グラウコスとの仲も前より良くなった。
スキュレー
あたしにもう少し力があったらキルケをそうにはさせなかったのに…キルケ…
スキュレー
キルケをこの島から追い出してくれて本当にありがとう。
スキュレー
あんたを見てるとはるか昔共にした仲間達を思い出すの…あたしたちは神の志に従って大陸を飲み込もうとする魔族と悪魔に立ち向かった。
スキュレー
いつだったのか覚えてもいないはるか昔…
スキュレー
魔族は扉を開けてプレイオスを占めるためたくさんの力を使った。
【プレイヤー】
デゴスのような魔族達ですね。あの時現れてから消えたのか…
【プレイヤー】
(スキュレーにデゴスとあったことを話す。)
スキュレー
デゴスがまた現れて、扉が繋がれたなんて…
スキュレー
でもよかったわ。神に従う人があんたて…デゴスはすぐには現れないと思うけど、きっと他の存在が代わりに現れるだろうね。
スキュレー
あんたにはこれからも顔を合わせることになりそうね。あたしも手伝いたいけど、こういう体でちょっと厳しいのよ。いつか呪いは解けると思うけど、それがいつになるのかね。
スキュレー
リハビリでもしながら待つけど…ちょっと手伝ってくれない?あたしを手伝ってくれたら欲しいものあげるよ。
スキュレー
じゃないとあんたがここに来る理由がないじゃない。
【プレイヤー】
ピクスのぬいぐるみが一つほしいです。島で力を貸してくれた友達にプレゼントしたくて。
スキュレー
それだけでいいの?恩人だからもっといい物をあげたいのに…
【プレイヤー】
大丈夫です。今すぐ必要なものがあれば十分です。
スキュレー
そういうのなら仕方ないね。わかった。なら一番奥に鏡が立てられている場所を知ってるよね?あそこであたしと戦ってちょうだい。
(話が終わるとスキュレーが凄まじいスピードで鏡が溢れる空間のどこかに向けて走って行く。)
【プレイヤー】
行くか。早くぬいぐるみをもらって戻らないと。
【プレイヤー】
あ、そうだ。忘れていた。スキュレー様は強かったんだ…