【プレイヤー】
紫の砂がキラキラ光っていたのですぐ見つかりました。
(メヌエットが【プレイヤー】から紫色の砂時計を受け取る。)
メヌエット
精製されていないプネウマのオーラ…悪いモノではありませんが、ここには相応しくありません。
メヌエット
入っていた紫の砂には体と心が綺麗になることを祈る浄化の感情が籠っています。
メヌエット
古代神達が世界のために願ったことです。
(メヌエットが目を閉じると砂時計にあった紫の砂が揺れて少しずつ消えて行く。)
メヌエット
ガイア様もこの砂時計がこうやって使われることを願っているはずです。イリス様もこの感情を覚えているはずですから…
メヌエット
私がこれを感じることができたのは砂時計が近い場所にあったからなのです。
メヌエット
ですが、私はアドリカの外には出ることができませんのでどうしても…
【プレイヤー】
手がかりが全然ないんですね。どこに行けばいいんだ…
メヌエット
でしたら私が砂時計の中の感情をお教えします。
メヌエット
熱情と愛、繁栄と活力、幸せ、希望と平和、安定と調和、そして誰かのための心。
メヌエット
この感情に相応しい場所に行って探してみてください。
【プレイヤー】
漠然ですが…安定と調和なら思い浮かぶ存在がいます。ハルモニア…
メヌエット
そこにある砂時計は私に持って来る必要はありません。ハルモニアはハルモニアなりに砂時計を処理してくれるのでしょう。
メヌエット
…ガイア様が導いてくださると思いますのであまり心配しないでください。
(メヌエットが微かに笑みを浮かべる。相変わらず真顔のように見えるが、なんだか喜びを感じる。)