(虹の端の間に消えた【プレイヤー】の姿がゆっくり現れて、待っていたアルケーの瞳が少しずつ揺れる。)
【プレイヤー】
(アルケーにガイアと話していたことを簡単に話す。)
(アルケーは頭を下げたまま言葉を詰まらせる。だがすぐに頭を上げて晴れやかな笑顔を見せる。)
アルケー
もう【プレイヤー】様にここに秘密は何一つありません。
【プレイヤー】
内緒だったのはプネウマのためだったんですよね。
アルケー
でしたが、それは私の本意ではありませんでした。それでもかまいません。全てはガイア様が全てを守るため…
【プレイヤー】
(謎の気分が集まる。これは私が知っているものじゃない…もしかしてガイア様に聞いた…)
【プレイヤー】
な、なんでもありません。時間を感じるとかではありませんでした。なんというか…
アルケー
ガイア様にお会いできたからかもしれません。
アルケー
【プレイヤー】様、これからもお会いできますよね?
【プレイヤー】
私もそうしたいのですが、プネウマは私が簡単に来れる場所じゃなくて…
アルケー
そうですね、残念です。あ、もうお戻りになられる時間ですね…
アルケー
【プレイヤー】様、会えて嬉しかったです。
アルケー
でしたら、私が【プレイヤー】がお戻りになられるように少し準備をします。
アルケー
お戻りになりましたらアドキーナ様によろしくお伝えください。そしてジェリルという方にお会いするなら…
アルケー
私を殺したことについて、私は大丈夫だとお伝えください。
【プレイヤー】
状況の説明が少し難しいのと、どこで会えるかわかりませんが…絶対伝えますね。
アルケー
ありがとうございます、【プレイヤー】様。でしたら…私の手を握ってください。もうお戻りになる時間です。
アルケー
私と友達になりませんか?精霊じゃなくて人と友達になりたかったのです。
アルケー
もちろん私はいいですよ。ふふ…あ、来る前にイリス様と一緒にいましたよね?
アルケー
でしたらここの時間が【プレイヤー】様をイリス様の前にお連れすると思います。ありがとうございます、友達になってくれて…
(アルケーが【プレイヤー】の手を握ると虹の端のあちこちで明るい光が近づく。そして皆を率いてどこかに案内する。)