シナリオクエスト

ガイアがいる場所

(準備を終えて盟約の聖所の入り口前に到着した時、イリスの手のような風が再び吹いてくる。)
(しかし、以前とは違って風は不安定な感じで吹いて消えることを繰り返す。)
【プレイヤー】
イリス…?
イリスの声
私は大丈夫です。初めて使ってみる力ですので慣れていませんでした。
イリスの声
イリスの声
【プレイヤー】、もう一度お聞きします。あの場所に行くという意思に変わりはありませんか?
【プレイヤー】
うん、変わらないよ。
イリスの声
目を閉じてください。私があの場所にお送りします。
【プレイヤー】
(イリスの話通り目を閉じよう。)
イリスの声
【プレイヤー】の足が届く場所はこことは違う時間を抱く…時間と空間の境界の間にある…
イリスの声
プネウマ…
(イリスの声が微かに聞こえて来て、それ以上聞こえない。
その瞬間、【プレイヤー】の視野に見えるのが歪曲されたように歪み始める。)
【プレイヤー】
な、なんだ?

(前に見えるものが歪んで戻ることを繰り返して止まる。
ある程度時間が流れて頭を上げると、近づくのは慣れていない闇の中の空間だ。)
【プレイヤー】
ここはどこだ…?
【プレイヤー】
イリス?
【プレイヤー】
【プレイヤー】
イリスの声が聞こえない。
【プレイヤー】
あそこに光が見える。出口かな?とりあえず行ってみよう。

(光に向かって歩いて行く【プレイヤー】の前に見慣れない空間が広がる。
だが、近づく空気は慣れているものだ。)
【プレイヤー】
初めて見る場所だけど…
(近づく月光の間から美しい海岸線が広がる。島を包むような雲の上に小さな星が落ちている。)
【プレイヤー】
海沿い…?
【プレイヤー】
ジエンディアにも、プレイオスにも、イーストランドにもこんな場所はないはず…
(涼しい風に拍子を合わせるように小さな波が現れる。
その度にどこかに隠れていた存在達が現れてあちこちに歩き回っている。)
【プレイヤー】
精霊?
【プレイヤー】
…私に気づいても全然気にしないな。どこに行くんだろう?
【プレイヤー】
【プレイヤー】
……付いていってみようかな?
…あそこに誰かいるみたいだ。