シナリオクエスト

怪しい花園(2)

デゴス
・・・信じられん・・・このような事が。私は・・・私は・・・?
【プレイヤー】
はぁはぁ・・・倒した・・・ぞ。
デゴス
・・・そう、貴様らの勝利だ!
デゴス
だが、残念だったな。
デゴス
完全ではないが、この地の封印は破られた。魔界とこの世界とを隔てていた封印は消えたのだ。
【プレイヤー】
・・・なん・・・だと・・・。
デゴス
・・・私は必ず帰って来る。帰ってきて必ず貴様らを!いっそ殺してくれと!助けてくれと泣いてお願いさせてやる!!
デゴス
ハハハハハハハ・・・再会の日を、楽しみに待っているのだな・・・。
【プレイヤー】
いつでも相手をしてやる!さっさと消えろ!!
デゴス
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
【プレイヤー】
・・・・・・
【プレイヤー】
魔界に帰ったのかな?それとも封印されたのかな?ふぅ・・・もういなくなったし・・・まぁいいか。
【プレイヤー】
ひとまず・・・プラチナさんと合流するのが良さそうだな。

プラチナ
帝国軍に魔法をかけて遺物を盗んだ元凶を、あなたのおかげで退けることが出来たわ。
ソレイユ
でも、魔界に侵食されていたこの地と世界とを分離していた魔法が消えてしまいましたわ。
プラチナ
…ええ…深刻な問題だわ。
ソレイユ
・・・・・・
ソレイユ
これで、この地域はこの世界・・・プレイオスの一部に戻りましたわ。
ソレイユ
彼と一緒に、この地域を侵食していた魔界も、この世界と繋がってしまいましたの。
ソレイユ
・・・ああ、これからどうなってしまうんでしょう・・・。
プラチナ
とにかく、目の前の事から解決しなくっちゃね。
プラチナ
まずは、この花園を覆った闇の力が外へ漏れ出さないように安定化させないと。
ソレイユ
わたくしも手伝いますわ、プラチナ。
プラチナ
あなたも、本当にご苦労様。
【プレイヤー】
うーん・・・別に大して役に立ってないような・・・。
帝国エリート遊撃兵
本当に申し訳ありません・・・。全て私の責任です・・・。
プラチナ
そんな事無いわよ!デゴスを退けたお陰で、最悪の事態は避けられたのだから!
ソレイユ
その通りですわ。デゴスがこの地域全体に魔界へと繋がる[ドア]を作っていたら、とても恐ろしい事態になっていたはず・・・。
ソレイユ
その前にデゴスを倒して下さったおかげで、この程度の被害で済んだのですわ。
プラチナ
そうそう。あまり自分を責めないで。
プラチナ
そこの軍人さんも同じ。…間違いが全くなかったとは言えないけど、そんなに自分を責めないで?
帝国エリート遊撃兵
・・・はぁ、そうでしょうか・・・。
【プレイヤー】
うーん、まあそうか。こうなった以上、出来ることを精一杯やらなくちゃ。
【プレイヤー】
どうせ[魔王]の前ではこの世界など風前のともし火。今更危機の1つや2つが増えたところで大した差じゃないか。
【プレイヤー】
邪魔する奴は全部倒しちゃおう!
プラチナ
そうそう!その勢いよ!魔王と敵対する冒険者がこの程度の事で怖気付いてどうするの!
ソレイユ
[魔王]・・・プラチナから色々と聞きましたけど、私の中では未だ伝説の中の人物ですわ。それが現実になるとは・・・。あぁ・・・めまいが・・・。
【プレイヤー】
では、私はギルド連合の方々や帝国のレナさんたちに、事のいきさつを報告してきます。お二人はどうします?それに軍人さんも。
プラチナ
お陰さまでここもそんなに危険じゃなくなったから、心配しないで。いってらっしゃい!それに、この軍人さんは私たちが面倒を見ておくから大丈夫よ。
帝国エリート遊撃兵
[影の本]と[破壊の杖]は破壊されましたが、完全に悪用されなかっただけでも幸いです。助けて下さって本当に感謝しています。
ソレイユ
本当にありがとうございます。いつか必ず恩返し致しますわ。お気をつけて。
【プレイヤー】
恩返しって、そんな大袈裟な・・・。それでは、またお会いできる日まで。お元気で!