シナリオクエスト

再びの依頼

レナハイレン
やあ、【プレイヤー】。
アインスト
よく来たな。
シールダー隊長ピヨル
あ・・・この間は本当にご迷惑かけました。
【プレイヤー】
こんにちは!アインストさん、ピヨルさん、レナハイレンさん
ジェイド
こんにちは。【プレイヤー】様。
【プレイヤー】
あっ、ジェイドさんもいらっしゃったんですね。
【プレイヤー】
ピヨルさん、お体のほうはいかがですか?
シールダー隊長ピヨル
はい、ありがとうございます。おかげさまで元気になれました。
シールダー隊長ピヨル
体は問題ありませんが・・・頭のほうが・・・うーん・・・・。
レナハイレン
そんなに自分を責めるな。きっと良くなるはずだ。
レナハイレン
女王様もピヨル殿の状況をちゃんと理解してくださるに違いない。
シールダー隊長ピヨル
優しいお言葉ありがとうございます。女王様からもそう思って頂けるのなら・・・もう・・・心配はありませんね。
【プレイヤー】
えっと、何があったのか、わかりました?
レナハイレン
いや・・・まだだな。
レナハイレン
だが、これからどうすべきかという計画はちゃんと立てている。
【プレイヤー】
・・・その計画・・・多分私も頭数に入ってるんでしょうね・・・そんな、気がします・・・。
レナハイレン
鋭いな。まぁ大丈夫だよな?

司書
・・・・・・?
【プレイヤー】
あっ!こんにちは。ここの司書さんですか?
司書
ギルド連合からいらっしゃった方?
【プレイヤー】
そうです。宜しくお願い・・・ああぁっー!
司書
こちらです。
【プレイヤー】
えっ?はい?
司書
ニネット様、待ちに待った方がいらっしゃいましたよ。
ニネット
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・へへっ
司書
現実逃避禁止!
ニネット
あぁー!私の本、私の本が飛んでったー!
ニネット
あ、リズ・・・。ごめん、またやっちゃった・・・。ブランケット夫人の[ガーターベルト暗殺術]が炸裂して、敵の幹部に致命打を負わせる緊迫したシーンが繰り広げられたせいで思わず・・・。
リズ
・・・たとえ不良図書でも、この本はこの図書館の所有物。あなたの本では無いのですよ。大体、またやっちゃったってどういう事ですか? ニネット、この状況が解決されるまであなたは読書禁止です。
ニネット
そ、そんな!!!!
ニネット
ああ・・・仕方ないか・・・判りました・・・。
ニネット
ところで、そちらの方は?
リズ
私たちが待ちに待った、ギルド連合からいらっしゃった方です。
ニネット
なるほど~!こんにちは!本当に、よくいらっしゃいました。
リズ
こちらはベルパ図書館の司書長ニネット様。私はリズと呼んで下さい。
【プレイヤー】
あぁ、はい。こんにちはニネットさん、リズさん!
【プレイヤー】
話はもう聞いてますよね?
ニネット
はい、もちろん。私たちが保管している古代エルフの魔法の遺物が見たいという事でしたよね?
【プレイヤー】
(エルフ・・・?)
あぁ、はい、そうです。遺物は安全に保管されてますよね?ひょっとして奪われたとか・・・。
リズ
実は、私たちもそれが気になっていて・・・。
【プレイヤー】
えっ?何かあったんですか?
ニネット
実は、ギルド連合から連絡を受けて遺物を確認しようと、館長が[秘密の書庫]に入られたのですが、まだ戻って来ないのです。
ニネット
その後からでしょうか、突如モンスターたちが図書館内で暴れ出したのは・・・。
リズ
ここベルパ図書館の・・・特に、魔法閲覧室はもともと本や遺物に根源を持つ生物が出没する事はありましたが、今回のようにモンスターが現れた事はありませんでした。
リズ
それに・・・アナタが探している遺物のある[秘密の書庫]ですが、何らかの強力な熱気と魔力が吹き荒れています。
リズ
残念ながら今週は私どもベルパ図書館員たちの奉仕期間。それで、ほとんどの司書が図書館から離れている状態です。
リズ
残った少数の人員で[秘密の書庫]に入るのは危険すぎると判断し、待機中でした。
ニネット
[秘密の書庫]には館長さんと、調査のために来ていたエルフの魔法使いさんがいたのですが・・・本当に心配です。
リズ
うちの館長は弱い方ではないのですが・・・ただ、やはり年寄りなので・・・。
【プレイヤー】
なるほど。それは急がないとマズそうですね・・・。[秘密の書庫]と言いましたよね?入口はどこですか?
リズ
こちら側、[魔法閲覧室]の一番奥に入口があります。
ニネット
[秘密の書庫]といっても入口を隠しているわけではないので、すぐ見つかると思いますよ。
ニネット
気をつけて下さいね!

イフリート
また現れたか・・・侵入者め・・・!!
【プレイヤー】
火の精霊!?それも非常に強力な!!
【プレイヤー】
・・・この感じは・・・暴走中なのか? 怒りで我を失っている!?この図書館が全部燃えちゃいそうだ。
イフリート
この卑劣な強盗め!!!逃がさんぞ!!!
イフリート
この私、イフリートの怒りを味わせてやろう!

イフリート
ほぉ、中々やるな・・・。
【プレイヤー】
ちょっとは落ち着いたかな?
【プレイヤー】
ちょっと待った!私たちは泥棒じゃない!ベルパ司書たちから頼まれて訪ねてきたんだ!
イフリート
・・・嘘ではないようだな。
【プレイヤー】
(ビビったぁ。このまま戦っていたらどうなるかと思ったけど・・・)
【プレイヤー】
ここにベルパ図書館の館長が来たと聞いたんだけど、館長がどこにいるのか知ってるかい?
【プレイヤー】
ま・・・ま・・・まさか!!!燃えちゃった・・・って事は無い・・・よね・・・?
イフリート
彼女は巫女たちの長。そんなに弱くはないぞ。
イフリート
彼女は泥棒を追いかけてどこかに行ってしまったのだ。どこへ向かったのかはこの私にも判らん・・・。
イフリート
私が守っていた影の本を盗んで逃げた奴らを追いかけているはずだ。
【プレイヤー】
そうか・・・あなたは、遺物を守る守護者のような存在?
イフリート
そうだ。なのに・・・役目も果たせず恥を晒している・・・。
イフリート
うーむ、無理して封印から出てきたから疲れたなぁ・・・そろそろ戻るか。
イフリート
さらばだ!強い人間の戦士たちよ!
【プレイヤー】
えっ!?封印って自分で破ったり元に戻したり出来るものなの・・・?
【プレイヤー】
うーん、一応これまでに判明した事実をロビーで待ってるみんなに伝えるか。