【プレイヤー】
あっ!こんにちは。ここの司書さんですか?
【プレイヤー】
そうです。宜しくお願い・・・ああぁっー!
司書
ニネット様、待ちに待った方がいらっしゃいましたよ。
ニネット
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・へへっ
ニネット
あ、リズ・・・。ごめん、またやっちゃった・・・。ブランケット夫人の[ガーターベルト暗殺術]が炸裂して、敵の幹部に致命打を負わせる緊迫したシーンが繰り広げられたせいで思わず・・・。
リズ
・・・たとえ不良図書でも、この本はこの図書館の所有物。あなたの本では無いのですよ。大体、またやっちゃったってどういう事ですか? ニネット、この状況が解決されるまであなたは読書禁止です。
ニネット
ああ・・・仕方ないか・・・判りました・・・。
リズ
私たちが待ちに待った、ギルド連合からいらっしゃった方です。
ニネット
なるほど~!こんにちは!本当に、よくいらっしゃいました。
リズ
こちらはベルパ図書館の司書長ニネット様。私はリズと呼んで下さい。
【プレイヤー】
あぁ、はい。こんにちはニネットさん、リズさん!
ニネット
はい、もちろん。私たちが保管している古代エルフの魔法の遺物が見たいという事でしたよね?
【プレイヤー】
(エルフ・・・?)
あぁ、はい、そうです。遺物は安全に保管されてますよね?ひょっとして奪われたとか・・・。
ニネット
実は、ギルド連合から連絡を受けて遺物を確認しようと、館長が[秘密の書庫]に入られたのですが、まだ戻って来ないのです。
ニネット
その後からでしょうか、突如モンスターたちが図書館内で暴れ出したのは・・・。
リズ
ここベルパ図書館の・・・特に、魔法閲覧室はもともと本や遺物に根源を持つ生物が出没する事はありましたが、今回のようにモンスターが現れた事はありませんでした。
リズ
それに・・・アナタが探している遺物のある[秘密の書庫]ですが、何らかの強力な熱気と魔力が吹き荒れています。
リズ
残念ながら今週は私どもベルパ図書館員たちの奉仕期間。それで、ほとんどの司書が図書館から離れている状態です。
リズ
残った少数の人員で[秘密の書庫]に入るのは危険すぎると判断し、待機中でした。
ニネット
[秘密の書庫]には館長さんと、調査のために来ていたエルフの魔法使いさんがいたのですが・・・本当に心配です。
リズ
うちの館長は弱い方ではないのですが・・・ただ、やはり年寄りなので・・・。
【プレイヤー】
なるほど。それは急がないとマズそうですね・・・。[秘密の書庫]と言いましたよね?入口はどこですか?
リズ
こちら側、[魔法閲覧室]の一番奥に入口があります。
ニネット
[秘密の書庫]といっても入口を隠しているわけではないので、すぐ見つかると思いますよ。