【プレイヤー】
はぁはぁ・・・なんとか倒せた。もう一人は逃げたか・・・。
【プレイヤー】
確か逃げたもう1人は、胸元に何か抱えてたなぁ。強い邪気を出している何かを・・・。
【プレイヤー】
あっ!意識を取り戻した!!動けないように縛っておくか。
シールダー隊長
ここはどこ?君たちは?一体何が起きたんだ?
【プレイヤー】
(あ、この人、さっきとは違う。 邪悪な気が消えた。)
シールダー隊長
き・・・君たちは無断侵入者なのか!!
シールダー隊長
やめないと、私、このマクシミリアン・ハドンパール・ブラミディアス・ハロナク・ドンデクマン・ダスベイナス・ピヨル3世!シールダーの名をかけ、懲らしめるぞ!
ピヨル様
ハイレン家のお嬢様じゃないですか?!ここにはどうして?
レナハイレン
ピヨル様、こちらは私の友人であり、帝国のアインスト様。敵ではありません。
レナハイレン
そして、俺がここにいる理由は女帝様の指示に従うため。つまり、ピヨル様を探すためなのです。
レナハイレン
そうです。あなたが何故、軍律を破って帝国の旗に背を向けたのか、何を望んでいるのか、女帝様はとても心配してらっしゃるのです。
ピヨル様
私、マクシミリアン・ハドンパール・ブラミディアス・ハロナク・ドンデクマン・ダスベイナス・ピヨル3世!帝国騎士としての義務を忘れたことは1回もありません!
【プレイヤー】
(いちいち、めんどくさいな・・・。)
ピヨル様
女帝様はどうしてそのような疑いを・・・。 まったく分かりません。
アインスト
ハイレン様、彼が嘘をついているようには見えません。
レナハイレン
そうですね。 [ヴィホルダー]様がそう思ってらっしゃるなら、それは確かなこと。
レナハイレン
分かりました。ピヨル様。それなら、1つ質問してもいいですか?
レナハイレン
どうして本国との連絡を切ったのですか? 姿を隠したと思いきや、どうして突然現れてエルアノール平原やギルド連合の領空に侵入したのですか?あと最後に・・・ここで発掘した遺物は何ですか?
ピヨル様
一体何のことでしょうか?私はただ、いつもの任務を遂行するために、いつもの巡回査察コースで部隊へ向かって・・・。
ピヨル様
そうだ!!その後、突然現れた巨大な[ゲート]に吸い込まれ・・・
ピヨル様
果てしなく広がる草原・・・見たことのない美しい花・・・そうだ!そこで誰かに会って・・・。
アインスト
強力で邪悪な魔力がまだ彼を束縛しています。これ以上は危険です。
アインスト
彼の心身回復のためでも今日はここまでにして町に戻り、魔法使いと聖騎士に助けを求めましょう。
レナハイレン
分かりました。ピヨル様と彼の部隊が裏切ってなかったことが分かって本当に安心しました。
アインスト
それは、同感です。 帝国と牙を出し合うことは本当に遠慮させていただきたい。
【プレイヤー】
いや、そんな・・・。少しでもお役に立つことができて本当にうれしいです。
レナハイレン
やっぱり君と君の仲間たちは、女帝様の予言通りだった。
アインスト
(予言というのは帝国の女帝様が持っているという[力]のことだろうな。 この子は女帝様が注目するほどの[何か]を持っているということだろうか。)
レナハイレン
君たちは全ての状況について話を聞く資格がある。 もう少し状況が把握すれば、必ず連絡する。
レナハイレン
君たちとはこれからもよく顔を合わせることになるだろうな。
ピヨル様
マクシミリアン・ハドンパール・ブラミディアス・ハロナク・ドンデクマン・ダスベイナス・ピヨル3世!最大の危機!!!
【プレイヤー】
(さっきピヨルって人がまともな精神状態ではなかったとすれば、きっと彼をそのような状態にさせた何かがあるんだろう。一体誰が?何のために?)