(ゲルダ村にあるベンチにイーオーがぼうっとした顔で座っている。)
ナリン
朝から忙しかったじゃない。家の掃除から初めて村の掃除、洗濯、村の子供たちと遊んで、運動もして、食事もして。
ナリン
やっと3時間が経っただけなのに、やることがないって?何も考えないで休んで。
イーオー
今までやっていたことをやらなくなったからやることがなくなったのよ。
ナリン
何もしないで退屈そうにしているあのお姉さんとは違うけど、あなたの口からそういう話が出てきて少し驚いた。
イーオー
そうね。数百年間退屈な暇もなく仕事をしていたから、こういう感情さえも久しぶりみたい。
イーオー
あ、【プレイヤー】かな?【プレイヤー】、【プレイヤー】!ここよ!
ナリン
イーオーが退屈のようです。どうしましょう?
【プレイヤー】
イーオーが退屈しているなんて、信じられません。シャイニック様でもないのに…
ナリン
そうなのです。ふむ…数百年を共にしていましたが、イーオーがここまで退屈しているのは初めて見ます。
イーオー
ううん、今は境界の彼方の中にいる。雪原とも近いからナリンもいけるよ。
【プレイヤー】
境界の彼方にいるということは元の姿ですよね?
イーオー
そう。アドキーナ様もエネルギーをたくさん消費したのかお腹が空いているみたい。それで、食べ物を少し持って行きたいの。
【プレイヤー】
お、いいですね。雪花に行けばいいですか?
イーオー
ううん、つらら監獄にあるわ。冷凍庫を別に作ってあるの。
イーオー
そう、プレイオスのトレンドのあれよ。ガレットが力を貸してくれたの。