フローズン
あ……。
…おかえり。よかったよ、大丈夫だった?
フローズン
皆無事だよ。
神の力と共にアヴァロンに満ちた“束縛の力”が消えたということは、バイス……
【プレイヤー】
忘れ物があるみたいで、まだ向こうに残っています。
バルドリック
チッ、最後は俺が決めたかったんだがな…
フローズン
ジスカド様、イーオー様…それでは聖域や教団に報告をしてこようかと思うのですが。
(ルウが消えて、遠くの砂嵐の間から黒い光が広がる。)
ジスカド
バルドリック卿、こちらへ!あなたの考えている通りだ!
(メディアが急いで煉獄への扉に向かおうとするも、ジスカドに止められる。)
ジスカド
メディア、落ち着いて私の話を聞いてくれ。シャイニックは大丈夫だ。
【プレイヤー】
メディア様、このままだと皆が危ないです。
ジスカド
一度境界の彼方に戻ろう。
シャイニックもあそこならば安全だと考えているはず…
フローズン
ルウ、レンに境界の彼方に来るよう伝えておくれ!
(メディアを心配するかのように周りを飛んでいたルウがフローズンの話を聞いてそのまま空に飛び上がる。)
(境界の彼方に向かう準備をしながらも、メディアは相変わらず大きくなっていく時空間の隙から目を離せない。
結局、見てられなかったイーオーがバルドリックの肩を叩く。)
イーオー
バルドリックおじさん、早くメディアお姉さまを肩に乗せてください。
イーオー
そうでもしないと今にも飛び出していってしまいそうですから…
さあ、よろしくお願いしますね、おじさん。
バルドリック
任された。そんじゃあメディア、しっかり掴んどけよ!
(バルドリックが片手でメディアを持ち上げて肩に乗せる。そして境界の彼方へと向かって走っていった。)