ジスカド
おや…【プレイヤー】とメディアが一緒に来るとは思わなかった。
メディア
お久しぶりです。領地でのことは申し訳ありませんでした。
【プレイヤー】
あれ、領地に行ったことがあるんですか、メディア様?
ジスカド
私に用があって前に来てくれたことがあってね。
ところで、君は境界の彼方について聞いているのか?
【プレイヤー】
はい、聞きました。今のアヴァロンの状態について話してもらえますか?
ジスカド
アヴァロンは今誰もいないんだ。正確に言うと、我々の世界の生命力を持つ者がいないってことになるな。
ジスカド
アヴァロンにいる全ての生命体は既に束縛の力で還元されているようだ。それで誰もいないという話になったんだ。
ジスカド
バイスは自分が利用した全ての生命、自分を除いたその全てをその力にしたようだ。
ジスカド
彼に洗脳され、彼に従っていた部下達の悪魔と魔族さえも消えて彼の力になり…
ジスカド
アヴァロンを彷徨う存在はバイスとは関係なく、この世界の滅亡を望んで残った殻だけの者達なんだ。
メディア
他の世界のモンスターと考えればよいのでしょう。【プレイヤー】…
【プレイヤー】
バイスは何をどうするつもりですか?
ジスカド
アヴァロンをとある世界と似ている状況にして、我々の世界とは違う空間にしたんだ。
ジスカド
ああ。どうなるかはわからないが、デイモスが中心にいるのだろう。
ジスカド
それで我々がここにいるのだ。君も含めて…
ジスカド
今はフローズンとレンが巡察しているんだ。何かわかったら知らせてくれるようだから、その間はアドキーナ様に挨拶でもどうだ?
【プレイヤー】
はい、わかりました。ところで、あそこにいるのは…巨大なドラゴン?あんなに大きいのに、どうして見えなかったんだ?
ジスカド
あのドラゴンがやっと見えたのか?アドキーナ様だ。
メディア
【プレイヤー】、この空間に慣れてやっとアドキーナ様が見えるのです。
(アドキーナが【プレイヤー】に何かを言っているようだ。)
(だが、アドキーナの音声に謎の力が乗って耳を突く。)
メディア
ジスカド様、急いでアドキーナ様に向かいます。
ジスカド
ああ。落ち着かないといけないから急いでそっちに向かってくれ。
【プレイヤー】
う、はい…ではまた来ます、ジスカド様。