バイノン
この体に生まれる前に俺はクノッソスの住民だった。
バイノン
そしてあの方と一緒にプレイオスからイーストランドに…
バイノン
恐らくあの時はモス王国がプレイオスの戦闘で敗北してイーストランドに渡ってきた時期…
(バイノンの瞳孔が開いたように瞳の焦点が消える。)
【プレイヤー】
バイノン?しっかりして、バイノン!
メディア
【プレイヤー】、退いてください。私がやってみます。
(メディアが深呼吸をした後、持っていた杖でバイノンの肩を叩く。)
メディア
効果がありませんね。ごめんなさい、バイノン。少し我慢してください。
(メディアが再び杖を持ち上げてバイノンの腹部に向けて振り回す。)
メリーメル
きやあああああああ!バイノン、どうしてここまで飛んできたの?
メディア
バイノンは大丈夫ですのであまり心配しないでください。
メディア
あ、あのゴーレムを持っていた子を思い出しますね。もしかしてあの子を訪ねて来たのは…
メディア
タロースの計画が何なのかまだわかりませんが、あの子に影響を与えるのでしょう。
メディア
はい…では私はこの石板で何かできることはないか方法を探してみます。
バイノン
…久しぶりで油断しておりました。それよりこの石板から間違いなくあの方の影響を感じました。
バイノン
メディア様。ところで席を外した後から感じが分かったようですが…
メディア
…「夜」に備えています。あの方と立ち向かうあの日、すぐではありませんが時が来たら…
メディア
私は今日は他のことは考えず本でも読みます。バイノンも休んでください。