(【プレイヤー】の姿が見えるとタロースの顔が歪む。)
タロース
その姿はクノッソスを訪ねた目的を達成したようだな…
【プレイヤー】
タロースに向かってほしいと言われたのです。
タロース
クノッソスに溢れていた憤怒が消えた。何があったか話してみろ。
【プレイヤー】
(タロースにアクロの墓であったことを話す。)
タロース
苦労してクノッソスを眠らせたら、クソ大公が来て起こしちまうし。
タロース
クノッソスの秘密を探ろうとしてるお前が気に食わなくて獣人王を刺激したのに、生き残った。
タロース
ふぅ、俺がクノッソスをコントロールしている以上、何も起きないと思ったんだがそうでもないなんて…あははは!
タロース
俺に興味があるのはわかるが、今日はここまでにしておこうぜ?
タロース
お前のおかげで俺の仕事が増えたんだ。シルバリア帝国と魔界で気づいてことがある…
タロース
どうせお前は知りたくなくても知ることになるんだ。だから生き残ってくれよ。
タロース
死んだ番小屋長だけ可哀想になってしまったな。
【プレイヤー】
番小屋長はどうして死んでしまったのですか?
タロース
俺から何かを聞き出したいのか?本当に俺に興味を持ちすぎなんだよ。
タロース
なら教えてやるよ。番小屋長ディーセルはここに隠れたとある秘密を知ってしまった。それを確認するために俺を訪ねて来たが…
タロース
その前に他の誰かに会って死んでしまった…いいやつだったのにな。正確にはその存在が番小屋長を訪ねたってことになるが…
タロース
番小屋長は日当たりがいい場所に埋葬してあげたよ。あっちに墓があるが気にするな。俺が知ってるのはこれが全部だ。その存在が誰なのかは俺も知らないから自分で探してくれ。
タロース
あ、俺にこれ以上何か聞き出したいのならまた来ることだ。お前を信頼できたら話してやってもいいぜ。
タロース
ここには話し相手が必要な人がたくさんいてな。信頼をどう築くのかはお前に任せるよ。ふふ…
(会話が終わるとタロースが背を向けてクノッソスの街のどこかに消える。)
【プレイヤー】
ここはここで何が起きたんだ?目的を果たしても何か気になるな…
【プレイヤー】
(さて、これからどこに向かえばいいんだ…あれ?)
(誰かが優しく【プレイヤー】の肩をとんとんと叩く。)
メディア
タロースとの話は終わりましたね?でしたらカーリーに向かいましょう。
【プレイヤー】
ここからまっすぐカーリーにですか?
メディア
クノッソスの記憶を抱いた石ならどの石であっても私達をその場所に送ってくれるのでしょう。私達カーリー族の村に…
(メディアが土でとある柄が刻まれた石を拾って手の平に乗せる。そうするとクノッソスの記憶を抱いた石は粉のように広がって二人をどこかに連れて行く。)