シナリオクエスト

クノッソスの管理者(1)

(謎の造形物と滝、そして森が混ざって妙な空気が流れている。その間には整えていない道が長く続いている。)
【プレイヤー】
暴れていた感じが消えた気がするけど気のせいかな?ふむ…
(ある程度歩いて行くと、視野に誰かが経っている姿が入って来る。)
【プレイヤー】
遊撃兵ハバティから聞いたあの人かな?
(雪より白くて長い髪の毛を持っている男がこっちを見る。落ち着いている顔とは違って耳に力が入っている。)
???
【プレイヤー】
(よくわからないが、獲物を狙っている猛獣の感じがする…動物の耳はあるけど尻尾はない。獣人ではなさそうだけど…カーリー族とは違う感じが…)
???
俺に興味があるのか?
【プレイヤー】
はい。はい?はい?
???
俺はクノッソスの管理者……タロースだ。よろしく。
(タロースと紹介した男が手を差し出して握手を求める。)
【プレイヤー】
(思ったより大きな手。)
タロース
なんだよ。こっちが名乗ったんだぜ?何か言うことがあるんじゃあないか?
【プレイヤー】
はい、私は【プレイヤー】…です。
タロース
【プレイヤー】…ねぇ。いい名前じゃないか。
どこかで聞いた気もする。【プレイヤー】、【プレイヤー】…
まぁ、俺のことは好きに呼ぶといい。
【プレイヤー】
はい、タロース。聞きたいことがありますが…
タロース
【プレイヤー】?【プレイヤー】!お前が俺に興味を持ってくれるのは嬉しいんだが…どうやらそんなタイミングじゃなさそうだ。
【プレイヤー】
タロース
少しお片づけの時間が必要みたいだ。
【プレイヤー】
はい?
タロース
ん?俺に何か聞きたいことがあるから来たんじゃないのか?なら、少しは俺の役にたってもらわないとな。
【プレイヤー】
どういう…
タロース
やることはいつも通りさ。ほら、あっちだ。
(タロースが話を終えると、そのまま自分が指差した方向に走っていく。)
【プレイヤー】
(この人は一体なんだ?いつも通りって…)