【プレイヤー】
ナリン、悩みでもありますか?ナリンのため息で周りの氷が溶けていますよ。
ナリン
あ、私のせいでゲルダが不安定になってしまいそうですね。しっかりしないと。
【プレイヤー】
ナリン、その呪いのような言葉はなんですか?あれ?
(ナリンが変な呪文を唱えて背伸びをするとゲルダの空に涼しくて爽やかな感じの風が吹く。)
ナリン
はるか昔、イーオーに初めて会った時元気出すようにと教えてくれた呪文です。
ナリン
最初はなんだこの子とか思いましたが、やっていると効果が自然とできていました。
ナリン
武器属性力や貫通力、移動速度などが上がるわけではありません。
ナリン
冗談ですよ、ふふ。私ナリン、お願いしたいことが一つありますがよろしいでしょうか?
ナリン
ちょうどイーオーがいない適宜だと思われるのでお願いしたいのです。
ナリン
イーオーの父親であるイナコスおじさんとアルゴスおじさんは友人でした。それで村に何かあった時はいつも相談に乗ってもらっていました。
ナリン
特にアルゴスおじさんは力を使うことには遠慮なく自分を呼んでほしいと言うほどゲルダには本気でした。
ナリン
それでイナコスおじさんが腕を振って氷の欠片や装飾品を作ってアルゴスおじさんにプレゼントしたりしていました。
ナリン
メリアおばさんにプロポーズする時に渡した指輪も自分で作ったものでした。
ナリン
私の記憶ですとあの事件が起こる直前までイーオーに渡すものも作っていました。
ナリン
それでそれを探したいのです。【プレイヤー】様の足が届く「裏面」にそれの記憶が残っているのなら…
【プレイヤー】
ナリンはイーオーを大事にしているのですね。
ナリン
ふふ、ナリンナリンナリリンみたいな変な呪文を教えてくれる子ですから。私がお願いすることですから必ずお返しはいたします。
ナリン
精霊が信頼する冒険者さんのためのクーポン!女神様も認証しているものですので間違いありません。
【プレイヤー】
クーポン!クーポンの効果は確かによかったです。ふむ、そしたらアルゴスがいた監獄に行ってみます。
ナリン
私も一緒に行きたいのですが、精霊である私も届かない領域ですので…
【プレイヤー】
大丈夫ですよ、ナリン。行ってきます。