ナリン
【プレイヤー】様、本当にこれがあるとは思いませんでした。
【プレイヤー】
私もそれがあるとは思いませんでした。ナリン、ここクーポン…
ナリン
3枚のうち1枚はリリオープのクーポンのようです。
(ナリンがクーポンを受け取って何かを感じたのか悲しい顔をする。)
ナリン
自分が信じて従っていた主の懺悔だったようです。
(ナリンが持っていたはんこをリリオープのクーポンに押す。そうするとクーポンがゆっくり水玉に変わって消えていく。)
ナリン
…よくできました…今度は新しい姿で会おうね。エコーや誰かのためのリリオープじゃなく、自分のためのリリオープとして。
ナリン
1枚は私が保管して他の精霊が持っていたものと同じように作ります。それでいいことをするか、いいことが起きたら配りたいと思います。
ナリン
そしてもう一枚は冒険者さんにお渡しします。いいことをしましたのでお受け取りください。
【プレイヤー】
いいことというには曖昧ですけどね。
(ナリンがクーポンにはんこをたくさん押したものを【プレイヤー】に渡す。そしてもう一枚は巻紙に挟む。)
(不思議なことに巻紙に入れたクーポン1枚がゆっくり光りながら消える。)
ナリン
このクーポンがなにをくれるのかはわかりませんが、今【プレイヤー】様が求めているものの役に立つはずです。
ナリン
カーリー族の人に会いに来たのですから、おそらくそれと関わっているものが現れるのでしょう。
ナリン
ティティやカーリー族の商人とおっしゃっていたのでそう思ったまでです。
ナリン
【プレイヤー】様が考えている通りで大丈夫ですよ。
【プレイヤー】
(ナリンからもらったクーポンを両手において目を閉じる。)
【プレイヤー】
(まるでイリスが答えてくれそうな…)
【プレイヤー】
(頭の中に謎の形象が浮かび上がる。)
【プレイヤー】
(岩?動いてる…ゴーレム?自我があるようだけど…誰かの命令か?)
【プレイヤー】
(思わずその形象の名前を口に出す。)
【プレイヤー】
(ナリンにマッドリンがとある少女が連れているマッドゴーレムと説明する。)
【プレイヤー】
でしたら私はナドリン、いや…マッドリンの主に向かいます。
ナリン
あ、【プレイヤー】様。このはんこはこれから私が持っていてもよろしいでしょうか?
【プレイヤー】
もちろんです。私よりナリンに必要なものだと思います。ですが、ノエルが私を信じて渡してくれたものですので精霊王様に預けたと話しておきます。
ナリン
そのナドリンというゴーレムの主には精霊の加護があるとお伝えください。
【プレイヤー】
はい、わかりました。ではナリン、また来ます。
ナリン
い、いいえ。今度お話します。少し悩む必要がありますので…
【プレイヤー】
はい、ではまた来ますね。ナリン、ありがとうございます。
ナリン
いいえ、こちらこそありがとうございました。では、お気を付けください。