ナリン
【プレイヤー】、お待ちしておりました!
早くこちらに。
(ナリンが一行を見るや否や、作り出した巨大な水滴をつらら監獄の入口の方へと放つ。)
ナリン
これでつらら監獄の外にあの力は出てこれないでしょう。
イーオー
【プレイヤー】…ナリンに話してください。
【プレイヤー】
ではお話しします。
つらら監獄で何があったかというと…
【プレイヤー】
(ナリンにつらら監獄での出来事を話す。)
ナリン
エコーーとリリオープが自分を救ってほしいと言って、そんなことをしたというのですか?
ナリン
今ここでは何もわかりません。
そこに行って直接調べなければならないでしょう。
ナリン
精霊のことなら人間のあなたより私の方が役に立つよ。
ここは安全だから。それとも私の力を疑っているの?
イーオー
そんなことは…あなたでは木霊の泉に近づけないって言っているの。
ナリン
…もしかしたら私が知りたいことを見つけられるかもしれない。
ナリン
50年前くらい…。
入ろうとして結界に防がれたの。あなたが連れて行ってくれた所だったのに。
【プレイヤー】
(確かにナリンとリリオープは同じ精霊でも似ているように見えた…)
ナリン
私も行きます…【プレイヤー】、よろしいですよね?
イーオー
行きましょう…木霊の泉へ。
私が先導します。行ってエコーーに会いましょう。
イーオー
…アルゴスおじさんの言うことが事実なら、エコーーが何か隠しているのでしょう。
私は…それを知らなければならない。
イーオー
雪原と村のために知っておかなければならない義務があるのです。
(イーオーの言葉とともに指先から冷たい冷気が流れ出る。心の動揺をなんとか力で抑え込んでいるようだ。)
イーオー
全身から束縛の力から生まれたつららが出てきました。
そのつららのせいで雪男たちと人間が死にました。
イーオー
そんな攻撃がきたら、いくら私でも手に負えません。
こんなときにシャイニックお姉さまがいてくれたら…
イーオー
ずいぶん時間が経ったと思うけど、まだシャイニックお姉さまの名前を聞いただけでああなるのね。
イーオー
ふふっ…状況が状況ですから、早く行きましょう。
イーオー
もちろん【プレイヤー】も一緒に来てくれますよね?
イーオー
ありがとう。では、マデリンがいるところに行きましょう。
ナリン
マデリンはわが村の戦士です。
上級の弓手なのです。
イーオー
さあ行きましょう。マデリンのところへ。
そしてエコーーに会いに…
イーオー
私は行かなければなりません。エコーーが何を隠しているのかわかりませんが、ゲルダを危険にさらすつもりなら…
イーオー
女神の名の下に消滅させなければなりません。