シナリオクエスト

傷ついた月(3)

サイアム
さぁ…こちらへ…ちょうど私もお話相手が欲しいと思っていました。
【プレイヤー】
今日はどんな話がいいですか?元々住んでいる場所はどんな場所ですか?
サイアム
ジエンディアのように美しくて明るくてみんなが笑顔になる場所でした。
【プレイヤー】
暮らしやすくて美しい場所だったんですね。
サイアム
ええ。麺の料理が有名なお店があって…あ、そういえばどんどんその場所の記憶が薄れていきます。もう一度見たかったのですが、無理ですね…
サイアム
ハハ、実は視力を失くしたことに後悔はありませんが、自慢はしなくちゃ。
サイアム
元々目がいいので右も左も4.0です。魔法を修練しながら集中していて視力もよくなりました。
サイアム
ハハハ。
【プレイヤー】
私も目はいいですが、そこまでではないです…
サイアム
あなたは心の目がよい人じゃありませんか。だから大丈夫です。
サイアム
それより…イリスさんはまだよくわかっていますか?もちろんそうでなければいけませんが…
【プレイヤー】
はい、イリスは…
サイアム
さて、ここに来た理由は何ですか?
【プレイヤー】
それが…
【プレイヤー】
(サイアムに黒い蝶々の話をする。)
サイアム
ふむ…
サイアム
私が持っているモノをあげましょう。それが役に立つかはわかりませんが、一応試してみてください。
【プレイヤー】
ありがとうございます、サイアム。
サイアム
その代わり、私と乱取りをしませんか?ちょうど体をほぐしたいところでした。準備がありますので一度出て、再度入ってきてください。
【プレイヤー】
わかりました。
サイアム
そしてそれを持って何も言わずにすぐここを出てください。
【プレイヤー】
はい?
サイアム
私の話を信じてそうしてください。
【プレイヤー】
はい、わかりました。
【プレイヤー】
では、一度出てまた来ます。
サイアム
サイアム
(時空間が揺れている…いったん止めなければ…)

デイナ
あら、おかえり。
【プレイヤー】
デイナさん、お待たせしました。役に立ちそうなモノを持ってきました。ところで顔色が悪いですね。
デイナ
慣れた感じがするのよ。そういえばこれ、砂時計…ほかの世界のモノの感じがするけど…
デイナ
…もし、イリスパーティーにいたあの魔法使いのモノなの?
【プレイヤー】
はい、そうです。
デイナ
そうか…なんだか私は裏面で見つけたような気がするのよ…
デイナ
持ってきてくれてありがとう。一度見てみるわ。
デイナ
デイナ
私の知識ではよくわからないわね。経験がすべてを物語ると思ったのに、どうやら私より詳しい人に任せないといけないみたい。
デイナ
……あなたは何も感じないの?
【プレイヤー】
なんかバイス…
【プレイヤー】
デイナ
イーストランドのあの人ね。ただ私の推測なんだけど、あの男。もしダフネという人とかかわりがあるの?
【プレイヤー】
はい…少し…
デイナ
なるほど。やっと手がかりが見つかったみたい。ありがとう、そしてごめんね。
デイナ
これは私達姉妹がやるべきことではあるけど、もしかしたらあなたがまた巻き込まれちゃいそうで…
【プレイヤー】
私は大丈夫です。
デイナ
あまり心配しないで。私も手伝うわ。それよりこれからどこに向かうの?
【プレイヤー】
…よくわかりません。誰かに呼ばれたらまたそこに行くんじゃないですかね?
デイナ
ふふ、そうね。わかった。
【プレイヤー】
ありがとうございます、デイナ。また今度。それじゃちょっと食事でもするか…
【プレイヤー】
急にどうしてこんなに寒いんだ?まるで凍てつく世界に行ってきたような気がする…
【プレイヤー】
【プレイヤー】
いや、気のせいだよね。ふぅ…そう、大したことない。きっと。
【プレイヤー】