シナリオクエスト

プレゼントとクッキー(3)

アウルム
【プレイヤー】様、おかえりなさい。
ミカエラ
【プレイヤー】、おかえり。ミカの挨拶だよ。聖所に入っても何も起きないわ。
【プレイヤー】
あ、ミカエラ様もいらしたんですね。あれ…あの赤い空間に入ったのは…
ミカエラ
暇だからちょっと出てきたよ。ここに置いてあるクッキーがミカの口に合うの。ミカ、クッキー食べてから行く。
アウルム
いくつかお渡ししますね。
ミカエラ
ありがとう。
【プレイヤー】
【プレイヤー】
なんか面白いですね、この状況。あ、そうだ。プラチナにプレゼントの件聞いてきました。
ミカエラ
(もぐもぐ)
アウルム
なんでした?
ミカエラ
ミカはこのクッキーおいしいと思う。
【プレイヤー】
ミカエラ様がヴァルキリー達にあげるヘアゴムが欲しいみたいです。
アウルム
よかった。ミカエラ様がここにいらっしゃるから…
【プレイヤー】
あのミカエル様…
ミカエラ
ミカのヘアゴム?
ミカエラ
ミカはプラチナが欲しいって言うならあげたいよ。でも、普通にはあげられない。
ミカエラ
それが約束だから。
【プレイヤー】
ではどうしたらいいですか?
アウルム
ヴァルキリー達には普通にあげるかもしれませんが、人間達には無理のようです。
ミカエラ
ヒュレーに来て。
【プレイヤー】
はい?ヒュレーって…
ミカエラ
そう、ヒュレー。ミカと最初出会ったあの赤い空間がヒュレーだよ。待ってるから。
ミカエラ
あんたの力、また感じてみたいんだ。
ミカエラ
アウルム、クッキーごちそうさま。もらったのは持っていくね。(もぐもぐ)
(ミカエラが話が終わる前に外に出て翼を広げる。クッキーが入った袋を大切に抱きしめてエイドスの空を飛ぶ天使の姿はとても微妙な感じがする。)
【プレイヤー】
【プレイヤー】
つまりその場所でミカエラ様と戦わなければならないってことですよね?それを得るためには…
アウルム
はい…ミカエラ様もそれを望んでいるようです。
アウルム
どうしますか?
【プレイヤー】
…まあ行ってみます。なんとかなりますよね。ふぅ…
アウルム
ではお気をつけて。
【プレイヤー】
(ヒュレー…に向かってみるか。)

アウルム
【プレイヤー】様、おかえりなさい。
【プレイヤー】
これヘアゴムです。プラチナに渡してください。ミカエラ様が手加減してくれたおかげですよ。疲れた。これもらってそのまま消えて挨拶もできませんでした。
アウルム
ミカエラ様は結構前に来ていますよ。クッキーが気に入ったようです。
【プレイヤー】
アウルム
うわぁ、これ…私の鈍器のような神聖なる力を感じますね、ミカエラ様。
ミカエラ
ガイア様がくれた誕生日プレゼントだよ。(もぐもぐ)
【プレイヤー】
えっ、そんなに大事なものをあげちゃっていいんですか?
ミカエラ
…ミカが誰かにあげたいと思ったら作れる。
【プレイヤー】
すごいですね。
ミカエラ
さあ。アウルムも一つあげるよ。
(ミカエラが髪を編み込んだ緑の茎の一部を切る。すると、ミカエラの手の中にある茎の一部が長く伸びる。)
アウルム
ありがとうございます。ミカエル様!
【プレイヤー】
お待ちください、ミカエル様…あれって普通にもらえたんですよね?
アウルム
そういえばそうですね。ミカエラ様、私は普通にもらっちゃいました。
ミカエラ
アウルムはミカにクッキーをくれた。【プレイヤー】、あんたは何もくれなかったからその代わりに私が乱取りを申し込んだの。
【プレイヤー】
あ、私もクッキーを渡せばよかった…今度ふわふわギルドで作るデザートをお持ちしますね。
ミカエラ
ミカ待ってるからいつか持ってきてね。
【プレイヤー】
はい、わかりました。
【プレイヤー】
ふぅ、最初からおいしいものを渡せばよかったですね。
アウルム
冒険者さん、一緒にクッキーはどうですか?アージェントがグラスタンで売っている特製クッキーをくれたんですよ。
ミカエラ
(もぐもぐ)
ミカエラ
おいしい!
【プレイヤー】
…ところでミカエラ様、天使もクッキーを食べるんですか?
ミカエラ
ミカは食べなくていいけど、おいしいのは食べる。
【プレイヤー】
なるほど。では私も一つだけ…うわぁ、おいしいですね。一体何で作ったんだ?おいしい。
アウルム
…あ、毎日毎日こうやっておいしいのを食べて暴れるといいですけどね。
【プレイヤー】
ハハハ…
【プレイヤー】
(アウルムのように心配しないで過ごすのが一番だよね…でも、やらなければならないことがたくさんあるからそうにもならない…?)
【プレイヤー】
(今を楽しむしかないな。ふぅ…)
ミカエラ