シナリオクエスト

もう一つの未来

デイナ
おかえり、【プレイヤー】さん。
【プレイヤー】
デイナさん、大丈夫でしたか?
デイナ
ありがとう。おかげさまで大したことは起きてないわ。
【プレイヤー】
よかった…
デイナ
あなたが来たってことは神託は、聖域の件は落ち着いたわね?
【プレイヤー】
はい…バルバトスの計画通りにいかなかったんです。それが…
【プレイヤー】
(デイナに聖域でのことを簡単に説明する。)
デイナ
デイナ
…そうだったのね。ごめんね。【プレイヤー】にばかり頼ってしまって……約束するわ。私は絶対にあなたの力になる。
【プレイヤー】
いいえ。私はやるべきことをやっただけですから。
デイナ
(アージェントがそこにいるなんて以外ね…)
【プレイヤー】
デイナさん、アージェントがデイナさんのことを知っていて、伝えたいことがあれば伝えると話したらこう言っていました。
デイナ
…なんて?
【プレイヤー】
待っていた。と言えばわかるんだと。
デイナ
アージェントがそんなことを言ったの?
【プレイヤー】
はい。
デイナ
デイナ
なるほど。少年だった騎士は青年になってもあの時のことが気にかかっていたのね。
【プレイヤー】
ふん…?
デイナ
シルバリア帝国のことよ。これがどこまでどうやって繋がるかはわからないけど、私は【プレイヤー】さんに知ってほしくないの。
デイナ
…あなたがいい人すぎるの…だからごめんね。
デイナ
【プレイヤー】
私は大丈夫ですよ。デイナさん、では戻ります。また来ます。あまり気にしないでください。
デイナ
ええ…
【プレイヤー】
(それじゃメヌエットに寄ってみようかな。)

(アドリカの中心部、青い髪の少女が誰かを待っているように俳諧している。そして近づく者を見つけたようで足を止める。)
メヌエット
メヌエット
冒険者さん、おかえりなさい。
【プレイヤー】
メヌエット、大丈夫ですか?
メヌエット
このように私は大丈夫です。メディア様が助けてくれました。
メヌエット
ガイア様が大丈夫ですので、私もこうやって…
メヌエット
ありがとうございます。
メヌエット
ガイア様を助けてくださって…
【プレイヤー】
いいえ。私は私の仕事をしただけ…
メヌエット
メヌエット
ガイア様のお話の通り、これからイリス様に会えることができます。時が来たらお呼びすると思います。
メヌエット
冒険者さん…
メヌエット
イリス様のための心、大切に持っていてください。
【プレイヤー】
(あれ、どうしてガイア様の声が聞こえてるんだ?ガイア様の現身がメヌエットだから勘違いしたのか?)
メヌエット
冒険者さん?
【プレイヤー】
あ、メヌエット…少し違うことを考えていました。ごめんなさい。とにかく、メヌエットの話の通り、私はイリスのためにここにいますから。
メヌエット
はい、冒険者さん。でしたら私はもう眠る時間のようです。
【プレイヤー】
わかりました、メヌエット。
【プレイヤー】
(メディア様に会うのは今度かな…)
メヌエット
メディア様は大丈夫ですよ。
【プレイヤー】
え?あ…はい。では戻りますね。
メヌエット
はい。
メヌエット
(アドリカで人の気配が消えるとメヌエットが静かに大きな岩の隣に体を支える。そして夢を求めるように目を閉じて眠りにつく。)
(だがほんの少しだけ、すぐ目を開けてしまう。)
メヌエット
メヌエット
もう、眠れる時間はどれくらい残ってるんだろう…?