(アージェントが背中から聞こえて来る【プレイヤー】の声に驚きながら近づく。)
アージェント
【プレイヤー】様、ご無事でしょうか?!
【プレイヤー】
はい、私は大丈夫ですけど…。ミカエラ様が…
アージェント
この方が戦闘天使ミカエラ…美しいですね。
アージェント
【プレイヤー】様、あの赤い空間の中で何が起きたのでしょうか?
【プレイヤー】
(アージェントに起きたことを説明する。)
(アージェントがミカエラを見つめて話を続けられない。)
アージェント
アウルムはほかの騎士達と聖域をウロチョロする魔族や悪魔を倒して、関門で休憩を取っています。
アージェント
僕はここで【プレイヤー】様をお待ちしておりました。
【プレイヤー】
ごめんなさい。早く出たかったんですけど、遅くなりました。どのくらい経ちましたか?
アージェント
僕達も入りたかったのですが、相変わらず止められていました。許可された人だけが入れる空間…
【プレイヤー】
(あの時と一緒だ…魔法学園本館から外に出た時、結構時間が経っていた。)
【プレイヤー】
それより、バルバトスが言ってた次の舞台…おそらくあそこのようです。
アージェント
念のため盟約の聖所に行ってきましたが、大きな問題はありませんでした。ですが、アウルムが話したようにちゃんと見るためには…
アージェント
この方を起こさなければなりませんね。
【プレイヤー】
しっかり挨拶をしないとあの中の状況はわかりませんね。まずアウルムが関門にいるので、そこで方法を聞いてみます。
アージェント
【プレイヤー】様、ミカエラ様は僕が支えます。戦闘でお疲れだと思いますので…
(アージェントが手を伸ばしてミカエラを支えようとするも、届かない。まるで幻影のように通りすがってしまう。)
アージェント
【プレイヤー】様は神の冒険者さんです。それでこそ支えることができたのでしょう。
【プレイヤー】
…私がミカエラ様を支えます。アージェント、念のため関門まで護衛をお願いできますか?