(メヌエットが、何かが抜け落ちたかのような顔で立っている。いつもとは、少し違うような感じがした。)
【プレイヤー】
メヌエット、何を言ってるんですか?何も聞こえないんですけど…
メヌエット
が・い・あ・さ・ま・を・た・す・け・て・く・だ・さ・い・
メヌエット
か・れ・が・あ・ら・わ・れ・ま・し・た…。
(メヌエットが大変そうに口を開けて何かを伝えようとするが、相変わらず声は出ない。)
【プレイヤー】
メヌエット、どういうことですか?一体何が…。
(メヌエットが【プレイヤー】の両手を握る。そして生気がなくなったように動きが止まる。)
【プレイヤー】
アドリカに初めて来た時の記憶が蘇るような……
【プレイヤー】
(目眩がする…幻影の大地が記憶を飲み込んでいるようだ…)
(【プレイヤー】の視野にメディアが入る。メディアが持っていた杖で【プレイヤー】の肩を叩く。)
【プレイヤー】
メディア様?あ、そうだ!メヌエットが!メヌエットが…!
メディア
落ち着いてください。再び混乱の状態になる可能性があります。
メディア
あなたが助けてくださったアドリカがまたこのような状態になるなんて…気を配っていなかった私のせいです。
メディア
【プレイヤー】、ここは私がいますのであまり心配しないでください。
急いであなたが向かうべき場所へ行ってください。
メディア
あなたが何を言いたいのかわかっています。ですが…
メディア
この件に関しては神を手伝います。そしたら神を助けるあなたを手伝うことになるのでしょう。
メディア
今まであなたが見せてくれた信頼に応えること…
【プレイヤー】
(聞きたいことがたくさんあるけど、今は状況が状況だからまた今度にしよう…)
【プレイヤー】
はい、理解しました。ではメヌエットをよろしくお願いします。
【プレイヤー】
(聖域に現れた裏面…。まずデイナさんに話を聞いてみよう。きっと何かを知っているはずだ。)
(メディアが【プレイヤー】のオーラがアドリカから消えたことを確認してメヌエットを横にさせる。)
メディア
どうしてこのことを私だけに気づかせたのですか……