【プレイヤー】
(不思議だな。最初見つけた時はサキュバスの気を感じたのに、今は花びらのせいで聖なる気さえ感じる。)
クリシエン
ふああ……ねむい…【プレイヤー】?
バルドリックさんの所に行ったんじゃないんですか?
(いつも眠い目をしているクリシエンの目付きがはっきりしている。)
クリシエン
これはなんですか!?
遥か昔滅亡したハウル王国でのみ伝わる方法でしか手に入らない最高級ベルベット布!
クリシエン
着る人の魅力を最大級に引き出す、超感覚的なデザイン!!
クリシエン
美しい薔薇の匂いですね?
信じられない位におしゃれで美しい……。
クリシエン
これ、イーストランドにはない品ですよね?
これほどのものをどうやって……。
【プレイヤー】
はい、まあ…詳しくは言えませんが大丈夫ですよ。
女神様の力で見つけましたから。
【プレイヤー】
そしてバルドリックが肉の代わりと言っていました。
クリシエン
あ……。
バルドリックさんめちゃめちゃ食べるんですよね……。
クリシエン
えへへ、ありがとうございます。
ちょうど参考にできそうな衣装がないかなって悩んでいたんです……。
クリシエン
二人のおかげで夢に近づけた気がします。
クリシエン
あ、冒険者さん。聞きたいことがあります。
女性の超人に出会ったことはありますか?
クリシエン
素敵な方々だと聞いたんです。
あの方々にわたしの服を差し上げて、ファッションショーの舞台に立っていただきたいんです。
クリシエン
みなさんスタイルが違うみたいなので、それぞれに合わせてデザインしてみたいんですよ。
クリシエン
バルドリックさんから、超人のひとりはわたしと同じくらいチビがいるって聞いたんですけど、他の方の体型が知りたくて……。
【プレイヤー】
本人の前でそういうこと言ったら怒られますよ……。
【プレイヤー】
ではクリシエン、頑張ってください。
応援してますよ。
クリシエン
ありがとうございます、冒険者さん!
また遊びに来てくださいね。
クリシエン
ふふふ…それじゃあペオ姉に先に着させようかな。
お姉ちゃんは何でも似合うから。