【プレイヤー】
どうぞ、頼まれたものです。
不吉な場所で見つけたものではありますが、大丈夫だと思います。
【プレイヤー】
何の力も感じないんですよ。
本当にただのペンダント…それ以上でもそれ以下でもありません。
(ペオニアが【プレイヤー】からもらったペンダントを付ける。)
ペオニア
ベレトが付けた時は、ただの薔薇の装飾だなと思ってたの。
ペオニア
あ、うん……。
ベレトの力になれるなら……。
ペオニア
とにかく、ありがとう。
市長の件についても、なんとか収束しそうだわ……。
ペオニア
この間、光の連合から人が来たの。
途絶えていた交流をまた再開したいってね。
ジスカド様のおかげかしら……。
ペオニア
そうね、それを感じたわ。
それにしてもクラウス市長は一体何を考えていたのかしら…?
ペオニア
少なくともあたしが知っている限り、信じられる人だと思ってたのに……。
【プレイヤー】
私はあの方についてよくわかりませんが、他の住民はどうですか?
ペオニア
半々ね。
彼を支持していた人達はそんな人なはずないって言うし、不満を持っていた人達は思った通りだって言うし。
ペオニア
証拠もあって証人もいるけど…それがベレトとバルドリックさんだからね。
ペオニア
そう言ってもらえると嬉しいわ。
時が来たらあたし、ベレトにこれを見せるわ。
アドキーナ様に感謝の言葉を伝えてちょうだい。
【プレイヤー】
はい、わかりました。
ではまた会いましょう。
(ペオニアが首に付いているペンダントを持ってじっと見詰める。)
ペオニア
ペオニア、あんたは大丈夫よ。
あんたを信じて頼る人がいるんだから。弱気になっちゃダメ。あんたを信じるみんなのために……。
ペオニア
ところであなたたち、初めまして…よね?
始末屋なの?当分モンスターと悪魔の退治依頼はないんだけど。
ゼリック
あれ?どうして僕達のことがわかったの?
僕達は始末屋ではなく、ご覧の通り、ホラ……。
ゼリック
じゃん!お近づきのプレゼントです。
できたてのキャラメルケーキですよ~。
ラクレット
おい…今さっき着いたばかりなのに、一体どうやって作ったんだ?
ゼリック
僕の家の秘伝のレシピで作ったんだよ。
あ、勿論ラクレット、君の分もたっぷり用意したからいっぱい食べてね~。
ラクレット
甘い物は苦手なんだって……まったく……。
ペオニア
おしゃべりはそこまでにして、あたしに会いに来た理由を話してもらえますか?
ラクレット
それなら話は早いですね。
静かに話せる場所を準備してください。