???
うう………ね、眠い……。
仕事も多いし、早く寝ればよかった……。
(眠そうな目をした赤い髪の少女がベンチに座り、あくびをしている。眠気と戦いながら針と糸、布を持って何かをしようとしているようだ。)
【プレイヤー】
あ、ベレトが元気なことあなたに伝えて欲しいと。
クリシエン
ベレトがですか?
そうか、マルスへの立ち入りは市長に止められてるから、通りすがりの人に頼んだんですね。
【プレイヤー】
どこか具合でも悪いんですか?
あそこにお医者さんがいましたよ。
クリシエン
ふああ…ごめんなさい。単に夜更かししてしまっただけですよ。
いろいろやることが多くって……。
クリシエン
ペオ姉の仕事も手伝わないと…そういえば、あなたはどなたでしょう?
【プレイヤー】
あ、【プレイヤー】と言います。
仕事で他の地域から来ました。
クリシエン
わぁ、そうなんですね。
もし良かったら、今度その服直しますよ。
いい感じの服も作れますから……。
クリシエン
…はっ!寝てませんよ!?
ペオ姉の居場所を思い出していただけですよ!
ええと…お姉ちゃんは、この道を真っ直ぐ言ったところにいるはずです。
クリシエン
ところで、あなたはあまり怖くないですね。ここに来る人達は大体こわーい顔をしているんですよ。さっき通ったおじさんもそうでした。
クリシエン
あとバルドリックおじさんとか……市長は怖くないですけどいなくなってしまいましたね。
クリシエン
最近出張でも行ったのか見かけないんです。いつもはこんなに長くないんですけど…そのせいで、お姉ちゃんが少し忙しいみたいなんです。
【プレイヤー】
そうなんですね。
クリシエン、ありがとうございます。
【プレイヤー】
……。起こさないでおこう。
疲れているみたいだし……。
【プレイヤー】
あ、ところでバルドリック様…凶王がこの近くにいるってことは本当みたいだな……。
【プレイヤー】
まず、ペオニアという人に会ってみよう。
すぐ会えるといいんだけど……。