シナリオクエスト

フォボスに向かう道

アドキーナ
やあ、待っていたよ、【プレイヤー】。
【プレイヤー】
お久しぶりです、アドキーナ様。
【プレイヤー】
アドキーナ様が私に力を貸してくれる人について教えてくれる、とガイア様から聞きまして。
アドキーナ
ガイア様が?
そうか……。
アドキーナ
それじゃあ、話そうか。
アドキーナ
この間、フォボスにたくさんの悪魔が現れた。
今のところこちらにまで影響はないが、念のため軽く結界を張ったんだ。
アドキーナ
メディアの力も借りてな……。
【プレイヤー】
悪魔……。
アドキーナ
フォボスについては「彼」に聞くといい。
女神の使いが後でフォボスに行くと伝えておいた。
【プレイヤー】
彼…誰ですか?
アドキーナ
ベレトだ。
フォボスに現れた悪魔やモンスターと戦っているはずだ。
彼に会って話を聞いてみてくれ。そのうち凶王にも会えると思うぞ。
アドキーナ
バルドリックはこの時期になると、いつもフォボスに現れるんだ。
【プレイヤー】
なるほど。
アドキーナ
俺も手伝いたいのはやまやまだが、アドリカを離れられなくてな。すまない。
【プレイヤー】
いえ。それではフォボスに向かいます。
アドキーナ
ああ、気を付けて。
ベレトを…彼が道を間違えないよう…気を付けてやってくれ。
【プレイヤー】
(……どういうことだ?…とりあえず後で考えることにして、フォボスに向かおう。)
(【プレイヤー】の姿が竜の谷から消えると、どこからか、花びらと共に暖かな風が吹いて来た。)
アドキーナ
……。
アドキーナ
ガイア様……。
(暖かな風と共にガイアが現れる。)
ガイア
ごめんなさい、アドキーナ。
アドキーナ
申し訳ありません、ガイア様。
この間のことは……。
ガイア
アドキーナのせいではありません。
この領域を侵した彼らのせいです。
アドキーナ
ガイア様は大丈夫ですか?
イリス様も……。
ガイア
ごめんなさい、アドキーナ。
あなたには望まないことをさせてしまいました…。
アドキーナ
大丈夫です。
俺はただガイア様のことが心配で……。
…………あっ…。
(ガイアがアドキーナの胸にそっと顔を埋める。)
ガイア
大丈夫……全て上手くいきますから。
アドキーナ
ガイア様。
アドキーナ
……。
ガイア
セレスがしたように、私も、この大地のために……。