シナリオクエスト

とある記憶

(どこかから吹いて来る風を追いかけ、辿り着いた場所はアドリカ。その前にメヌエットがぼうっと佇んでいる。)
メヌエット
……。
【プレイヤー】
メヌエット?
メヌエット
……。
【プレイヤー】
あの、メヌエット?
大丈夫??
(いくら呼んでもメヌエットは答えない。)
【プレイヤー】
メヌエット?どうしたの??
あの……。
【プレイヤー】
……。
【プレイヤー】
……!?
(急に視界が真っ暗に染まった。)
【プレイヤー】
な、なんだ!?
これは……。
【プレイヤー】
……。
【プレイヤー】
(あの時と一緒だ…)

???
くうっ、くあああああ!
(見慣れない場所で誰かの叫び声が響く。)
【プレイヤー】
……。
【プレイヤー】
あれは……。

メヌエット
……。
メヌエット
もう大丈夫、目を開けてください。
【プレイヤー】
…メヌエット?
メヌエット
…もう少しだけお待ちください。
……。
【プレイヤー】
はい?
【プレイヤー】
もしかして……ガイア様ですか?
(メヌエットが少しずつ
神聖な光に包まれていく。)
【プレイヤー】
(あの時と同じだ。ガイア様が降臨したときと…)
メヌエット
……。
【プレイヤー】
…………?
メヌエット
も、もう一度……。
【プレイヤー】
ええ。
メヌエット
あ……。
(神聖な光が再びメヌエットを包み、女神ガイアの姿に変わる。)
ガイア
お久しぶりです、【プレイヤー】。
【プレイヤー】
ガイア様、お久しぶりです。
ガイア
ごめんなさい、待たせてしまいましたね。
ガイア
……。
ガイア
本来であれば既に眠りについている時期だというのに、未だに眠れていません。
【プレイヤー】
……さっき私が見たもの…あれが何か知ってますか?
ガイア
……。
あなたには、何が見えたのですか?
【プレイヤー】
あ、それが……。
【プレイヤー】
(暗闇の中でとある悪魔がデイモス教団の魔石をたくさん持っているのを見たと話す。)
ガイア
魔界の領域を見たようですが…それはもしかすると遺物の影響かもしれませんね。
【プレイヤー】
遺物というと……。
ガイア
レーテが持っていた「真実の炎」……。
【プレイヤー】
あ……。
ガイア
もしかしたらレーテが何かを伝えようとしているのかもしれません。
【プレイヤー】
レーテ…彼女は消滅してしまったんですか?
ガイア
さて、どうでしょうね。時が来ればまた会えるかもしれませんよ?
【プレイヤー】
そうなってくれたら…いえ、それよりも聞きたいことがたくさんあるんです。
【プレイヤー】
ガイア様。私を呼んだ理由はなんですか?
ガイア
あなたとイリスに必要な超人の力、残りは3人。
そのうちの1人に…このアドリカから北に向かった先で会えます。
【プレイヤー】
ハッ……。
ガイア
アドキーナとメディアが封印した道は通ることができるようになりました。
ガイア
そして、その前にアドキーナを訪ねてみてください。
役に立つかもしれません。
ガイア
では私はこれで。
また会いましょう。
【プレイヤー】
ええ、ガイア様。
(神聖なる光がガイアを通って再びメヌエットの姿が見える。)
メヌエット
……。
【プレイヤー】
メヌエット?
メヌエット
はい……。
あ、少し眠くて……。
メヌエット
ガイア様には時間があればしっかりと寝ておいた方がいいと言われていて…少し寝させてください。
(話が終わるとメヌエットが立ったまま眠る。)
【プレイヤー】
心地よさそうに寝てるな……。
私も寝たいくらい……。
【プレイヤー】
……さて、アドキーナ様の所に行かないと。
私の役に立つって、何のことだろう?