ナーシャ
おじさん、あまり無理しないでくださいね。
この前のことは、お礼を伝えてほしいってお母さんも言ってましたよ。
テオドール
いや、私の方こそお礼を言わなければな。
子供達に教えるチャンスをくださったことに感謝する、とシスターに伝えてくれるか?
ナーシャ
テオおじさんはいつだって大歓迎ですよ。
あ、【プレイヤー】。
来てたんですね?
【プレイヤー】
ええ、たった今。
こんにちは。テオ、ナーシャ。
ナーシャ
わたしはちょっと仕事があるので帰りますね。
【プレイヤー】、ごゆっくりどうぞ。
テオドール
【プレイヤー】。
キミがエスニルに来たということは、ジスク領地の仕事が上手くいったようだな。
ほっとしたよ。
【プレイヤー】
はい、まぁ。
ですが、どこまで話していいものか……。
テオドール
ジスカドさんが後で手紙を送ってくださるようだから、無理に話さなくていい。
テオドール
どういうことなのかはわからないが、間違いなく重要なのはわかっている。
それで、心配なことがあるんだ。
テオドール
帝国がキミに注目していることは自覚しているだろう?
【プレイヤー】
ええ、係わっていますからなんとなくは。
テオドール
私が言わなくてもしっかりやってくれているとは思うが、どうか気を付けてくれ。
テオドール
気になることといえばもう一つ、噂だとキミは特殊な少数民族とも交流があるようだな。
もしかして、ナーシャと似た外見の人間にあったことがあるかね?
テオドール
ナーシャがキミと初めて話をしていた時から気になっていたようだ。
あの子の永遠の課題でもあるからね……。
テオドール
だが、私も彼らに関しては知識がなくてね…。
今度キミがナーシャに色々教えてあげてくれないか?
【プレイヤー】
いえ、特に……。
わざわざ質問をするということは……?
テオドール
ああ。
魔法学園にいるシエナ皇女…いや、シエナがキミを探している。
テオドール
こういう風に話す方が風情があるじゃないか。
デイナは曖昧に正体を明かしたようだから。
テオドール
あの話を聞いてどれほど笑ったか。ハハハ…。
【プレイヤー】
テオ、皇室侮辱罪として捕まえられますよ?
テオドール
ハハ、それは大変だ。
とにかく、急いで魔法学園に行ってみてくれ。
【プレイヤー】
(ところでシエナはどうして私を探しているんだ?気になるな…。)