ゼナ
♪あの方はまだかしら♪
♪私、ここで待っているわ♪
エル
…う、うぅ…近くに陰鬱な気配が…まるで、幽霊が歌ってるようだ。
エル
……【プレイヤー】さん!
お待ちしておりました!!
【プレイヤー】
エル、ごめんなさい。
一人にさせてしまいましたね。
エル
いえいえ!
わ、私は少し周りを見てきますのでどうぞゆっくりお話ください。
長くはかかりませんので、それでは…!!
【プレイヤー】
エルも大変だったようですね。
ゼナ。ジスカド様に会ってきましたよ。
【プレイヤー】
(ジスカドと話したことをゼナに伝える。)
ゼナ
詳しくは存じあげませんが、お父様とお母様から聞いたことはあります。
ですが、どこにあるのかは…。
ゼナ
ですが、怪しい場所であれば……。
あそこの、虚無の星です。
ゼナ
虚無の星に宿る星のオーラが利をもたらす、と領地の住民達はあれを神聖視しておりました。
私もたまに虚無の星の前で祈ることがありました。
ゼナ
隕石から採れる隕鉄が、領地を豊かにしていました。
ですが、デイモス教団がここを占領してからは、採集される隕鉄は全てどこかに送られてしまいました。
【プレイヤー】
デイモス教団…一体なんのために……。
ゼナ
…あそこに行ってみてください。
虚無の星はジスク領地の最も奥にあります。
【プレイヤー】
はい。
あと…それとは別に、とある力があそこに残されているようですね。
【プレイヤー】
(バイスの不吉なオーラや魔界のオーラではなさそうだけど…)
エル
【プレイヤー】さん、確認が必要な場所がありました。
怪しい存在とモンスターが集まっている場所……。
【プレイヤー】
もしかして、あそこの隕石がある場所ですか?
エル
ええ。あの場所から出て来た存在が、ジスク領地を埋め尽くしているようです。
ゼナ
どうか、求めている答えが見つかりますように。
【プレイヤー】
(これはエルに伝えるべきなのか…)
エル
行きましょう、【プレイヤー】さん。
まずは状況を確認しましょう。