シナリオクエスト

フレイヤのヒルディスヴィーニ(3)

フレイヤ
わぁー!またまたおかえりー!
【プレイヤー】
約束通り別種を連れてきました…。
フレイヤ
お疲れさまー!ありがとね☆
フレイヤ
この子達は私が責任をもって育てますよー!
【プレイヤー】
では、今度はフレイヤさんが約束を守る番ですよ…!
フレイヤ
わかってるよぉ…だからそんな怖い顔しないでって。
フレイヤ
…元々、この子達はアスガルドの人々と暮らしてた種族なんだ。
【プレイヤー】
え?
フレイヤ
まぁ家畜というかなんというか…非常食?
(フレイヤの前にいるヒルディスヴィーニの顔が固くなる。)
フレイヤ
あはは、心配しないの!どうせここにはキミ達を食べる人間なんていな…あ、いるな?
【プレイヤー】
……。
フレイヤ
船に穴が開いて豚達がぴゆううん~と飛んで行っちゃって…
あ、この子達との縁はここまでなんだなーって思ってたんだけどね。
いやぁ、びっくりしたよ☆
フレイヤ
あれからどのくらい経ったかな?あの子達の子供の子供の…
【プレイヤー】
その時連れていた豚の子孫がこの子達ってことですか?
フレイヤ
…って私もそう思ってたんだけどね…
会ってびっくり、まさかのご本人だ☆いや、ご本豚?
【プレイヤー】
え、それって…
フレイヤ
うん、本当にあの時の子なんだ。
なんでだろね?そんなに長生きだったっけ…
フレイヤ
それにしても良いさわり心地…ぽよぽよ…
(フレイヤの前にいたヒルディスヴィーニが緊張した顔になる。)
フレイヤ
よしよし、また大きくしてやるからなー。
【プレイヤー】
……。
【プレイヤー】
フレイヤ、私は帰ります。
フレイヤ
はーい。あ、ついでにイシュタル姉さんに挨拶してってあげて~。
なんか話もあるみたいだしね。あ、こら!逃げるな!
【プレイヤー】
……。

イシュタル
久しぶりだな。最近は随分と忙しかったそうじゃないか。
【プレイヤー】
はい。いろいろありました。
イシュタル
大体はサラスヴァティから聞いている。
あまり力になってやれず、すまない…。
【プレイヤー】
大丈夫ですよ。気持ちだけで十分です。
イシュタル
何か必要なことがあればいつでも言ってくれ。できる限り協力しよう。
イシュタル
…今回の一件で、もしかするとこの世界の真実に近づけたのかもしれない…
【プレイヤー】
なら…よかったです。
イシュタル
あの子にも伝えておいてくれ。
お前が探していた、この世界を救う希望…
イシュタル
女神様に…な。
イシュタル
とにかく、これからもよろしく頼む。
【プレイヤー】
はい。それじゃあそろそろ帰りますね。
イシュタル
ああ。
…まったく、せっかくの再開だというのにもう行ってしまうとは…
フレイヤ
ふんふんふふ~ん!つ~かま~えた!はっはっは、この豚め…私から逃げられると思ったのかぁ?
あ、こら!また逃げた!
イシュタル
……。
イシュタル
…まぁ、あれと一緒にいたくないという気持ちはわからないでもないが…
フレイヤ
ちょわー☆
フレイヤ
(フレイヤがヒルディスヴィーニを捕まえるために暴れている。)
イシュタル
……。
イシュタル
まぁ、フレイヤがあそこまで楽しそうにしているのを見るのは久々だしな…今日は目をつむろうか。
フレイヤ
まてー!