シナリオクエスト

剣神の試験(2)

パルス
……。
【プレイヤー】
また人が来たことに気付いてないんだな。毎回のことだけど…
パルス
あ、いらしてたんですね。
【プレイヤー】
これを渡すように言われました。
どうぞ…
パルス
ふむ、これがランダインという者を洗脳した魔石ですか。
既に効力はないようですが…
パルス
とにかく、連合の依頼通り分析を行うとしましょう。
【プレイヤー】
この魔石を分析したら、どういう情報が得られるんですか?
パルス
わかりません。
どういう情報が得られるのか、あるいは何も得られないのか、それをこれから調べるのですよ。
【プレイヤー】
…まぁ、そうですよね…デイモス教団で造られた魔石を分析している方は多いと聞きましたが…
今もちゃんとした答えは出ていないみたいですし…。
パルス
私達は私達なりに、彼らは彼らなりに分析することで、活用方法を探しています。
【プレイヤー】
あ、そうなんですね。
パルス
ちゃんとした答えが出ないのは…この魔石達がどんどん進化しているせいです。
パルス
生命の力を抽出し、また違う生命を洗脳するパターンを取っており…
パルス
…いえ、まだ検証中ですから、話すのはここまでにしておきましょう。
【プレイヤー】
はい、わかりました。
パルス
あなたの仕事が大変なのは十分わかっていますが…
【プレイヤー】
が…?
パルス
自分を見失わないでください。
たとえ対人関係に難ありの魔法使いの言葉であれ、耳を傾けておくべきだと思いますよ。
【プレイヤー】
…ありがとうございます。
それで、この後私が何をすればいいのか聞いていますか?
パルス
どこで手に入れられるのかはわかりませんが、幻影の木の種というモノをアマルーン砂漠のティアという方に渡してください。50個ほど?
【プレイヤー】
砂漠に植えるのかな…?
パルス
さて、どうなのでしょうね…それでは私は研究があるのでこれで…
【プレイヤー】
ふぅ…幻影の木の種なら、やっぱりラピアだよな。