(ナーシャの視線が【プレイヤー】の手にあるモノに行く。)
【プレイヤー】
結構苦労しましたけど、見つかって良かったです。
(ナーシャが倉庫のような場所に入って何かを手に持って出て来る。)
ナーシャ
持って来ていただいたパーツは、これまでに見たマッドゴーレムのものとはまるで違います。
とてつもなく高度な技術によって造られています…
ナーシャ
はい、そうなんです。古いパーツ…遺物みたいなモノです。
エルアノール山岳地帯で見つかったものですが、神達が戦った黄昏時代の遺物です。
ナーシャ
当時、偉大な存在がゴーレムを作って動かした時に、そこで見つかったものだそうです。
ナーシャ
ここ、分かりますか?
この遺物とこのパーツに刻まれた文様が…。
【プレイヤー】
似ています…いや、同じに見えます。
でも、それって…。
ナーシャ
どうしてあのゴーレムがイーストランドのモロスにいたのかはわかりませんが…確かなのは…。
ナーシャ
神達が使用したというゴーレムとオネイロの森で見かけたゴーレムは同じもののようです。
ナーシャ
この子です。わたしの肩にいるマッドゴーレムで…
巨大なボディからマッドソウルを小さいボディに移しています。
ナーシャ
魔法庁の力を借りました。まだ研究中のものですが…。
ナーシャ
…このゴーレムにも、その痕跡が見られます。
しかも、わたしたちの技術よりも格段に優れた処置ですね…。
ナーシャ
あ、魔法学園ジェレニスの校長先生が書いた本に、マッドゴーレムのパーツと時空間について言及した内容があった気がします!
ナーシャ
ちょっとわたしも記憶があいまいなんですけど…。
ナーシャ
あれがあったら、あなたをここに送った人の役に立つかもしれません。
【プレイヤー】
ありがとうございます。
その本を調べてみます。
ナーシャ
また今度来てください。
…まだまだ話したいことがあるので!
【プレイヤー】
はい。また来ますね。
…さて、それじゃあジェレニス坂に行ってみようかな…。
ナーシャ
何か変なことが起きている気分ね…一体なんだ…?後で総長に聞いてみないと。