シナリオクエスト

少女の記憶(3)

メディア
……。
メディア
あなたですか…タルタロスから吹く風の気配がいつもと違いましたが…シャイニックのことですか?
【プレイヤー】
メディア様、どこまでご存じですか?
メディア
私はただ、感じるだけ…いったい何があったのですか?
【プレイヤー】
それが……。
【プレイヤー】
(メディアに状況をを説明する。)
メディア
そうですか…。
メディア
……。
【プレイヤー】
まさか、あのシャイニック様があんな風になるとは思いませんでした…
メディア
…少し、勘違いされているようですね。
【プレイヤー】
はい?
メディア
私達は人間です。普通の人間よりも強い力を持っているだけの…ただの人間なのですよ。
「超人」などともてはやされていようと、決して完璧な存在ではありません…
メディア
ごく普通に悩み、当たり前のように苦しみ、当然のように悲しむ…
そんなありふれた人間です。
【プレイヤー】
…すみません。
メディア
私に謝ることはありません。ただ…
あまり、シャイニックを自分とは別の存在だ、などと考えないであげてくださいね。
メディア
さて、それではシャイニックの役に立ちそうな薬をお作りしましょう。
メディア
と、思ったのですが…材料が足りないようですね。
【プレイヤー】
私がとってきます。どこに行けば手に入りますか?
メディア
それではラピアにて幻影の種を手に入れてきてください。
クラクトゥスが持っている幻影の木の種とは少し異なっているので、気を付けてください。
メディア
見つけることの難しい材料ですが…
あなたならば、大丈夫でしょう。
メディア
…あなたは既に、この世界の裏側の存在を知っているのでしょう?
通常であれば入ることのできない空間なのですが…
【プレイヤー】
あ、はい…色々あって…。
メディア
それも、あなたの運命なのですね…
メディア
……。
【プレイヤー】
できる限り早く戻ります。
待っていてください。
メディア
はい、わかりました…