シャイニック
暇じゃ…退屈じゃ…面白いことはないものか…
メルビック
シャイニック様、退屈であれば少し運動してきてはいかがでしょう?
メルビック
昔、カーリー村に広がる結界まで走り、はじき出されるのを楽しんでいたと聞きましたが…
シャイニック
あぁ…そんなこともやっていたこともあったな。
じゃが、あれをやるとな…。
シャイニック
うむ…ただでさえ【プレイヤー】の時のことで不機嫌じゃからな。
シャイニック
ん?
あそこにおるのは【プレイヤー】…。
シャイニック
…いいことを思いついたぞ!
ふふ…奴は良い反応をしてくれるからの…。
メルビック、お主は黙っておれ。ワシはそこに隠れるからな…。
(シャイニックが建物の後ろに隠れ…【プレイヤー】が通りかかった瞬間、虎のようなポーズで飛び出した。)
【プレイヤー】
うわぁ、びっくりした!
ガ、ガオー…ってなんですか!
シャイニック
その声は、神の使い、【プレイヤー】ではないか?
【プレイヤー】
いや、それはこっちのセリフですよ。
いったいどうしたんですか…?
シャイニック
なんじゃ、「のり」の悪い…こんなところで何をしているのじゃ?
【プレイヤー】
いえ、ちょうどシャイニック様に会いに…これを見てください。
【プレイヤー】
(シャイニックにオネイロの森で見つけた古いリボンを渡す。)
シャイニック
……
いや、まさか…偶然か?違う…見間違えるはずもない…。
(シャイニックが自分の髪に結んだリボンを手にして手元のリボンと比べる。)
シャイニック
愛するシャイニックへ…愛するシャイニックへ…
【プレイヤー】
(シャイニックにオネイロの森でエッダという少女を見かけたこと…そして今までのことを話す。)
(シャイニックがエッダの名前を呼びながら座り込んだ。シャイニックの様子がおかしい。まるでパニック状態になったかのように…)
(シャイニックは気を失って倒れた。驚いたメルビックがシャイニックを抱き上げ、急いで彼女の部屋に連れて行く。)
(しばらくするとメルビックが【プレイヤー】の前に現れる。とても心配そうな顔をしていた。)
メルビック
どうやら過去の記憶で苦しんでいるようです。
シャイニック様を苦しませた記憶…
【プレイヤー】
…すみません、こんなことになってしまって…。
何かできることはありませんか?
メルビック
では…メディア様に事情を説明して助けて求めてくださいませんか?
あの方ならば、何かを知っているかもしれません。
メルビック
お願いします。
私はシャイニック様を見守っていますので。