【プレイヤー】
…この本を見つけたので持ってきました。
デイナ
ありがとう。“あたし達”にはこれが必要だったんだけど、なかなか見つけられなくて苦労してたのよ。
デイナ
あなたのおかげで手に入れることができたわ。本当にありがとう。
【プレイヤー】
これ…ギルド連合の仕事じゃないんですよね？
デイナ
そうよ。さて…それじゃあ今度はあたしのことを信用してもらわないとね。すべて説明するわ。
デイナ
この世は、光と闇によって成り立っているってこと。
けれど、人に見えるのは光だけ…
デイナ
だからその光が絶対のものだと信じているの。光も、闇も同じくらい大切なものなのにね。
デイナ
闇は光を包みすべてに安息を与える存在。
そのことを忘れてしまった人達は、いつからか闇を恐れるようになってしまったわ。
デイナ
さらに、悪意ある者によって、“闇”は“悪”と結び付けられるようになってしまった。
善なる闇するも、否定されるようになってしまった…
（デイナの指先から闇の波長が流れる。波長はデイナを包んでしばらくすると消える。）
デイナ
ふふ、否定された存在である証拠…かな。信用した相手にしか見せない力よ。
あなたも、隠してることの一つ、二つくらいはあるでしょう？
デイナ
姉さんからヒントをもらったんだけど、当たっていたみたいね。
ただのハッタリだから気にしないで。
あたしは、“あなた”のことは何も知らないわ。
デイナ
そのうち会えるわよ。それよりこの力を見てどう思ったかしら？
【プレイヤー】
どうというか…こういう力もあるんだな…と。
デイナ
ふふ、面白い人。
はい。このカード、あげるわ。
【プレイヤー】
ありがとうございます。これから私はどうすればいいでしょうか？
デイナ
これから先は、イーストランドのモロスにいるセイバーから話を聞くといいわ。
【プレイヤー】
モロス…まさかモス王国とも関係しているんですか？
デイナ
ええ。けど、ここで説明すると少し長くなるのよね…
デイナ
悪いけど、今の状況は向こうで話を聞いてちょうだい。
【プレイヤー】
わかりました。そこにはどうやって行けばいいですか？
デイナ
虚空海に行けばインペリアルゲートが見えるはずよ。
無限回廊の魔法使い達が作ったの。
デイナ
ええ、【プレイヤー】…気を付けていってらっしゃい。
【プレイヤー】
それって…そこでの仕事が終わったら私はここに戻って来るということですか？
…それも陛下の視た未来なんですか？
【プレイヤー】
…はぁ…それじゃあ、行ってきます。
【プレイヤー】
（まずモロスのことから解決しよう。）