アニス
こんにちは、【プレイヤー】さん!お久しぶりです!ところでこの匂いは……?
【プレイヤー】
まいど、宅配です!
アンブローシアに頼まれて、エリアス伝統料理を持ってきました。
アニス
ありがとうございます、ちょうどお腹が空いていたところだったんです。
【プレイヤー】
よかったですね。たくさん食べてください。
【プレイヤー】
(視野に漂流都市の寂しい姿が入って来る。昔ここで起きたことを思い出す。)
アニス
姉さんは…アンブローシアは元気ですか?
きっと元気だからこんなこともしてくれたんだと思いますけど。
【プレイヤー】
屋根の上で何かをやっているようですが、何をしてるのかはわかりません。
宅配が終わったら、ナーシャと…総長?に話してくれるみたいです。
アニス
えっ、総長と…あ、ナーシャ……あはははは。ナーシャに悪いな。一緒に来ればよかったのに…まだ拗ねてるのかな。
アニス
ごめんなさい、ちょっとバタバタしていて。
ふぅ…最近忙しいんです。
【プレイヤー】
ミュラーさんも食事もできないくらい忙しそうですね。
アニス
私もたまたま時間が空いてて食べられただけですから……。
アニス
前回手伝ってくださったからわかると思いますが、漂流都市は研究するものだらけなんです。ここの状況を研究して、未来のために何をするのか考える必要があります。
アニス
近頃、何だか変なモノが都市のあちこちに現れ始めたんです。
なんというか……黒い穴でした。
アニス
なんだか他の次元に繋がるドアみたいな感じなんです。
ミュラーさんや私に何とかできそうなものではなさそうなので、方法を探していたんです。
アニス
そんな時……ちょうどいいタイミングで冒険者さんが現れたわけですよ!
アニス
(アニスが瞳を輝かせながらじっと見つめてくる…夜空の星のようにキラキラしている…吸い込まれ……)
【プレイヤー】
わ、わかりました!
それで、私は何をすればいいですか?
アニス
えっ、まだ何も言ってないのに。
でも、ありがとうございます!
【プレイヤー】
では、詳しい話を聞かせてください。
アニス
うーん、というか、こういうことに詳しい方の意見を聞きたいんです。
【プレイヤー】さんなら心当たりがあるんじゃないかなと思って……。
アニス
帝国の助けを待ってるだけでは不安ですし……それに、議会側には私を良く思わない方もいますし……。
アニス
それで!【プレイヤー】さんに助けていただきたいんです。
もちろん、姉さんが先に話をしていると思いますが、私からも総長とナーシャに言っておきますから。
【プレイヤー】
思い浮かぶ人がいない訳ではないですけど…とりあえず、戻ったらお話します。
【プレイヤー】
(……サラスヴァティなら知ってるかな?)