アンブローシア
やっほー!
噂は聞いたよ、女神の荒くれ者だってね!
アンブローシア
がっかりしないでよ。
大事なのはその話じゃないから!
【プレイヤー】
あ、そうだ。
ジェイドに聞いたけど、私を探してたんだって?
アンブローシア
ふわふわギルドから冒険者【プレイヤー】に、正式な依頼だよ。
アンブローシア
連合の依頼を遂行できたら、今後色々な面で助けられると思うよ。
ただでさえ、女神の荒くれ者はそこそこ高いグレードなんだから。
【プレイヤー】
わかったから、その「女神の荒くれ者」っていう呼び方はちょっと……。
アンブローシア
まあまあ、私を信じてくれたら、ちゃんと仕事を渡すよ。
【プレイヤー】だけにできることなんだから!
【プレイヤー】
(何か騙されてる気がするけど、適当に合わせておこうか。)
アンブローシア
私の妹のこと、知ってるよね?
アニスが休暇をとる予定だったのに、漂流都市で何かが起きたみたい。
アンブローシア
お姉ちゃんはアニスのこと、ずっと待ってたって言うのにさ。
ふん!
アンブローシア
このまま漂流都市に行ってアニスの顔でも見たいんだけど、ギルドマスターだからここを離れられないんだよね。
アンブローシア
特別な人じゃないと長時間滞在するのも難しくて。
女神の荒くれ者、【プレイヤー】なら行ける、って言われたの……。
アンブローシア
エリアスの伝統料理を、漂流都市に届けてくれない?
アンブローシア
アニスとミュラー様が、最近異国料理が食べたいと言ってるんだよね。
だから【プレイヤー】に持ってってほしいんだけど!
アンブローシア
(アンブローシアが瞳を輝かせながらじっと見つめてくる…夜空の星のようにキラキラしている…吸い込まれそうだ。)
【プレイヤー】
わ、わかった。やるよ。その代わりに謝礼金はしっかりもらうから!それから、「女神の荒くれ者」も禁止!
アンブローシア
やっほー!さすが!!
私が最高のランチボックスをあげるから、ちゃんと食べ物を詰めてアニス渡してね。わかった?配達の荒くれ者!
【プレイヤー】
なんだよその呼び方……。
わかった、わかったよ!
配達だけだよ。結構忙しいんだから……。
アンブローシア
ありがとう!ナーシャと総長には私の方から言っておくから。
【プレイヤー】
(後で考えるか。さて、久々の漂流都市……。)