レナハイレン
やあ。
久しぶりだな、【プレイヤー】。
【プレイヤー】
お久しぶりです、レナハイレンさん。
レナハイレン
君を皇城に連れて行こうとしたんだが、状況が状況で、たいぶ待たせてしまった。帝国にも色々とあってな。すまない。
レナハイレン
そして…この状況を見ているそこの君達!
だいぶ待たせてしまったな。
そろそろ気になっていたことがわかり始めただろう。
【プレイヤー】
レナさん…いったい誰に向かって話しているんですか?
レナハイレン
いや、陛下に頼まれてね。
よくわからないが、何か特殊な事情でもあるんだろう。
【プレイヤー】
よくわかりませんが、そういうことなら仕方ありませんね。
レナハイレン
とにかく、色々と活躍しているという噂は聞いていたよ。
あれだけ探し回っていた少女は女神になったようだな?
【プレイヤー】
そうなんです、本当に色々なことがありました…。
レナハイレン
そして…ミルガンディア地域や、遥か遠くのイーストランドでも英雄になったらしいな。
レナハイレン
すごいじゃないか。
陛下が君を気にかけているのには理由があるんだな。
【プレイヤー】
それだけじゃないと思いますけど…それより、陛下の勅書を預かっていただいていると聞いたのですが。
レナハイレン
無限回廊の魔法使いから聞いたようだな。
だが、今は渡せない。
レナハイレン
陛下から【プレイヤー】に渡すよう、お預かりしているものはあるんだが、今日はその日ではないんだ。
レナハイレン
知っているかもしれないが、陛下は予知能力をお持ちだ。
できれば公にしたくないんだが、すでに知らない国民はいないからな。
レナハイレン
陛下の予知能力によって大陸の危機を回避することができているんだ。君が理解しているのかはわからないが、いくつかは君が解決したようだな。
【プレイヤー】
陛下にそんな能力が……すごい方ですね。
レナハイレン
そうだ。陛下なしでこの国は成り立たない。
レナハイレン
勅書を渡す時まであと少しなんだ。
それまでここで休んていたらどうだ?
経費はシルバーイージスで払うとしよう。
レナハイレン
ここのビールは最高だぞ?
都の全てのビールを飲んでみたが、ここよりうまいビールはなかった。
【プレイヤー】
ですが、私はタルタロスに向かわなくてはなりません。
もし行かなかったら大変なことに…。
レナハイレン
陛下がタルタロスに「面白いもの」を送ったら、すんなり許可が出たそうだ。
そして、この件は女神に関わっているということも伝えておいた。
【プレイヤー】
(なんだ。私はその面白いものより下、ってことか…?)
レナハイレン
まあ、いいじゃないか。
ルーメンでも君の滞在を歓迎しているようだ。
【プレイヤー】
ところで、イリスに関わること…って、一体何ですか?
私はただ待つことしかできないんでしょうか?
レナハイレン
陛下の命だからな。
今は待ってほしい。
【プレイヤー】
わかりました、待ちます。
どうせ、私がやるしかないことでしょうから。
レナハイレン
いいぞ。では正確にこの日、また私の前に来てくれ。あの時、陛下の勅書を伝えるよ。
ふむ…そういえば他に話すことがあった気がするんだが……。
レナハイレン
勅書を渡す時が来る前ならいつでもいい、ここに来てくれ。
その時までに思い出しておこう。
【プレイヤー】
わかりました、レナハイン。
ところで…その時が来るまで、ここでずっとビールを飲んでいるだけじゃないですよね?
【プレイヤー】
ふう…では、私は少し休みます。
では、また。
レナハイレン
(陛下が何を考えているのかはわからないが、面白いことになりそうだ。)
レナハイレン
なんだ、もうなくなってしまったぞ。
セーラ、もう1杯頼む。